上がり続ける心拍数
術後7日目を迎えると退院の話が出たり薬の種類も少
なくなったり、食欲も旺盛になって、ご飯を大盛りにし
てもらったりと、そして勿論の事、下半身も見事に元気
を取り戻して来たのだった。
朝起ちもするようになり、その日の朝方に聡子さんを
想って布団の中でシ○シ○と硬く元気を取り戻したお
○ん○んを右手で上下させていた。
勿論誰にも気付かれずにそーっと、そーっとだ。
でも布団の上は動いているし、少し音もしているのだ
が久しぶりの刺激に僕は恍惚に近い状態になっていし
まい、朝7時の計温と血圧測定をすっかり忘れていた
のだ。
オキニになってしまった聡子さんが
「おはようございます」 と何時もの飾らない声で病
室に入ってきて僕は、 !!! 我に帰ったのだった。
【計温の順番、僕が最初じゃ無くってよかった】 と
胸を撫で下ろし、布団の中に入っていたティッシュ箱
を棚に戻して何食わぬ顔で聡子さんから渡された体温
計をわきの下に挟んだのだが、いけないことをしてい
た後ろめたさで心拍数は上がり続けてしまいそれでも
顔と態度は平然を装っていたのだった。
聡子さんが血圧を測ると、
「あれ~っ。170になってる。高いねー。」
「また後で計るから」
と言って1時間後の8時少し前に来て計ってくれたの
だが、それでも140を指していて僕のコーフンが
長時間持続していたのは聡子さんを想っていた証しだ
と気付き、心の中で 【聡子さんゴメンナサイ】 と謝っ
ていたのだった。
つづく