メンズリラクゼーション
僕は気になりだすと突撃しないと気が済まないどう
しようもない性格なのだ。
昨年の春過ぎに気になるお店をネットで探し出して
しまいまたも我慢出来なくなってしまったのだ。
後で分かったことなのだが、そのお店は女性用エス
テ店で大分前から営業していたらしく、僕が見つけた
頃は男性店としてリニューアルした後だったのだ。
早割というキャンペーンの最中で120分のコースが
4000円引きで利用出来るので受け付け開始の11
時にそそくさと電話を掛けてしまったのだ。
あっさりと予約が取れた僕は例によって期待に下半
身を熱く熱くさせてどんなセラピストさんに会えて、ど
んな施術が受けられるのかワクワクしながら予約の
12時にビルのEV前から電話をすると 「○階へお上
がり下さい」 と案内された。
EVを出るとそこはお店の入り口で笑顔が可愛くて色
白でソバージュのようなパーマの髪型をしてピンクの
ナース服に身を包んだ幼いようなセラピストさんが
「いらっしゃいませ、こんにちは」 と少し硬い感じで
迎えてくれたのだった。
マンションでは無いので、3つ施術部屋を区切った壁
は上部が20cm位開いていて、消防法で密室には出
来ないのだろうと思うが、会話が聞こえても嫌だし、聞
かれても嫌だなとこの手の造りには顔をしかめてしま
うのだった。
セラピストさんはツンデレ系なのだろうか、それとも初
めての客である僕に警戒しているのだろうか、初めと
一緒で少し固い接客のまま僕は料金を支払いシャワー
を浴びて部屋に戻ったのだった。
紙ショーツが見当たらないし穿けとも言われないので
密かな期待をしてそのマットの部屋でセラピストさんが
再びやって来るのを待っていたのだった。
つづく