職場の人に話をしてみた。
霊感がある人がいて、見てもらったら
足に男の人がしがみついてる、と言われた。
それをとってもらって、なんだか心が軽くなった。
なんだ、霊のせいだったのか。
アイツの生霊が逃げないようにしてたんだな。
霊のせいでこんな目にあってたんだ。
と、霊がいたのかは別として
人のせいにできたことが一番大きかったのかもしれない。
全部私が悪かったわけじゃない、と思えた。
それから、男に連絡したいと思わなくなった。
夢には出てくるけど。
会いたいとも思わなくなった。
男と過ごした1年と少し。
洗脳されきってなかったのか、意外にもあっさりと解放された。
カウンセリングの必要がないくらい晴れ晴れとしている。
死にたいとも思わなくなった。
鏡の自分をしっかり見れるようにもなった。
自分が嫌いなのは治らないみたいだけど。
いつ切れるかわからないし、不機嫌の時は刺激しないように努めてた。
それでも怒るんだけどね。
何やかんや、私のせいにして怒ってた。
このまま続けていたら、確実にもっとひどいことになってた。
明らかにエスカレートしてるから。
私はあの人の何でもない人だったから
ハネムーン期と呼ばれるやつは経験してない。
少し優しくなるだけで
「お前は俺のおもちゃ」
「お前は俺の寂しさと欲求を埋めていればいい」
とか言われてた。
大切にしないと、おもちゃも壊れること知らなかったのかな。
私のなんて、DVとは言っても軽いものだと思うけど
それでもやっぱり辛かった。
「お前は無価値」と言われて、その通りで辛かった。
自分が無価値で生きてる意味ないというのはずっと思ってたことだったし
今もそう思ってる。
ゴミよりもひどい扱いされてた。
人として見られてなかった。
「お前は表情もないしロボットみたい」と言っていた。
諦めが顔に出ていたんだろう。
私の考えることすら否定されてた。
「見た目も悪けりゃ中身も悪い。何にもいいとこないじゃん」
「お前汚いから、畳に座るな」
「死んで」
「バカは黙ってろ」
「息するな」
いじめられるのってツライんだと身をもって知った。
真逆の人間だったから、足りないものを埋めあえると思ってた。
家庭も学歴も生活も性格も容姿も、全てが逆だった。
男が知らないような知識を話すと不機嫌にあることもあった。
「勉強がすべてじゃない」というのが男の口癖だった。
高校もでてないのに成功してる俺、と自慢げに語っていた。
仕事もできる、結果もでてる、趣味も上手い、歌も上手い、料理もうまい、
友達も多い、顔が広い、モテる、オシャレ、優しい、頭が良い、何でもできる
お世辞も真に受けていて、私は「痛い人だな、でも気づかせないようにしなきゃ」と思っていた。
男はコンプレックスがすごかった。
この人、自信なくすとダメになっちゃう、と感じて
支えようと思った。人前で恥をかかないよう、
マナーや言葉の使い方など
気付かれないように普段の会話に織り交ぜて話したりした。
でもずっと馬鹿にされて見下されてた。
人前でも馬鹿にされてた。
「お前は常識がなってない」
「頭おかしい」
と言われ続けた。
男に何かを伝えるのは難しかった。
男の言葉に置き換えられるから、私の言葉そのまま伝わらないことが多かった。
例えば、男がリンゴを知らなかったとして
「リンゴ食べたいな」
「リンゴって何?」
「赤い果物だよ」
「あー、なるほど、イチゴね」
のような感じ。
リンゴってもんがあるんだー、とは思ってくれない人だった。
自分が絶対正しくて、自分が一番で、男の世界には自分しかいなかった。
まあまあ長くいたのに、受け入れてもらえなかったな。
それなのに、私を知った気でいた。
「お前はこういう人間だから」と決めつけられて
次第に私は、自分がどんな人間だったかわからなくなった。
自分を見失う度に友達が助けてくれた。
友達にはすごく感謝している。
完全に洗脳されなくてよかった。
依存はしちゃったけど。
私は私を大切にできないけど、
私を大切に思ってくれる人たちがそれを悲しむから。
私も大切な人は悲しませたくないから
もう二度と戻らないと誓った。
DVから逃げろというのは簡単。
私も前まで、殴られたら殴り返せばいいのに、と思ってた。
けどできないんだよね。
逆らうこと自体がこわいの。
逃げたら、もっとひどいことされると思ってたし。
我慢していれば、済む話だと、耐えてた。
私は自宅も職場も知られてるから
いつかひょっこり出てくるんじゃないかと
まだ冷や冷やしている。
逃げたいけど逃げれない人は多いんじゃないかな。
厳重注意とか、接近禁止令とかあるけど
そんなことしたらキレられそうでできなかった。
あの北の国もこんな感じなのかな、と想像していた。
逃げたって、私が当たった警察はあんなのだったし。
だからまず、警察に行くのはおすすめしない。
DV専門のところに行った方がいい。
私は警察に行って、もっと傷ついた。
周りの人も、
「やめろやめろ」言うんじゃなくて
そういう施設の連絡先を教えてあげた方がいい。
あと、ちなみに、私はインスタグラムで非公開にして
怪我の写真や暴力の動画、暴言の動画
言われたことされたこと、嫌だったことを記録していた。
記録しとくの大事みたい。
今までのことをこうやって文字にして
整理できた。
すっきりした。
前にすすみたい。