昔よく見た怖い夢があった


僕はビルの中のエレベーターの待合フロアにいる

ほとんど灯りがなく薄暗い

おそらくは外も深夜だ

たいして広くないフロアにエレベーターが二台

他に誰もいなくて
僕はエレベーターを待っている

かなりビルの上の階にいるような気がして早く降りて外に出たいと思っている


エレベーターはなかなかこない


僕は段々と不安になってくる

やっと一台のエレベーターが止まった

僕は慌てて乗る
僕は下の一階ボタンを押す


ところが扉が閉まるとエレベーターは凄いスピードで上にどんどん上がっいく


20階、30階…


僕は怖くなりすべての階のボタンを押す

しかしエレベーターはそんな事は無視して上昇を続ける



100階を超えたところでエレベーターは止まった

開いた扉の前のフロアは何もなく暗い

こんなところで降りるのは嫌だ
でもどのボタンを押してもエレベーターは動かない

仕方なく僕はエレベーターを降りる

するとエレベーターはそれを待っていたかのように扉を閉めて
凄い勢いで下降していく


僕は不安と恐怖で涙が止まらない

僕は反対側のエレベーターのボタンを何度も押す

二台のエレベーターは
凄い音をたてて動いている

しかしいつまでたってもエレベーターはこない


恐怖の中で涙が枯れ果てた頃に
エレベーターが止まる

僕がエレベーターに乗って一階のボタンを押すと
下降をはじめる

これで降りられる

エレベーターは凄い勢いで降りる
乗っているのが怖い

早く一階についてくれ

早く外に出してくれ



ところがエレベーターは一階になっても止まらない

いつの間にかボタンは地下10階、地下20階…
と果てしなく続いている


僕は絶望的な気持ちになり気絶する





目が覚めると
エレベーターは止まっいる


地下200階


なんだって


僕は今どこにいるんだ

恐る恐る開ボタンを押すと

扉が開く


そこは
真っ暗で何も見えない



でも前方から風が吹いてくる


僕は前に進むべきか
考えながらも
動けずに


いつまで立ちすくんでいる。







梅雨明けしたと思ったら


猛暑が続き


昨日今日は雨模様




季節は変わっていくのに


僕はいつも同じことの繰り返しだ


まったく進歩のない男だ




いやになる…


すいぶん昔に
誰かが僕に言ったんだ



嵐の前には静けさがあるって

知ってるよ
そいつがやってきてるんだ


それが終わったら
今度はこう言うんだ

「晴れた日に雨が降るだろう」
ってね



知ってるよ
雨のように降りそそぐ日射しなら



教えておくれよ
あんたは見たことがあるかい?

教えておくれよ
あんたは見たことがあるかい?

晴れた日に降りそそぐ雨なんてあるのかい



昨日も
それまでも

太陽は冷たく
雨は激しく降り続いた



わかってる
僕はいままでずっとこうだったんだ

永遠にずっと雨は続くんだ

わかってる
雨は止むことはない

でも僕は不思議に思うよ
晴れた日に降り注ぐ雨なんてさ



教えておくれよ
あんたは見たことがあるかい?

教えておくれよ
あんたは見たことがあるかい?

晴れた日に降りそそぐ雨なんて