僕が君を好きなのは
君が可愛いからじゃない
僕が君を好きなのは
君が優しいからじゃない
僕が君を好きなのは
君が微笑んでくれるからじゃない
僕が君を好きなのは
君がよく話してくれるからじゃない
僕が君を好きなのは
君といると自分が生きていて楽しいと感じられるからなんだ
僕が君を好きなのは
君といると嫌なこともどうでもいいって思えるからなんだ
ねぇ知ってるかい
いま日本の人口は
1億2618万人なんだってさ
僕は寂しい夜に時々不安になるよ
総務省統計局はちゃんと人口の数の中に僕も加えてくれてるのかな
僕だけ数え忘れられてるんじゃないだろうかってね
そうさ僕は人口に加えても加えなくてもいいぐらいつまらない男なんだ
僕には人に誇れることなどなに一つない
そんなことは自分が一番よく分かっているさ
だけどそんな自分をたまらなく嫌いになってしまうことがあるのさ
君もたまにはあるだろう
分かるかな
自分がなんの為に生きているのか
いい年してそんなふうに考えるなんて信じられないだろうね
だけど人間なんて所詮そんなもんさ
誰だって多かれ少なかれ浮かれたり落ち込んだりしながら
なんとか毎日を生きているじゃないかな
少なくとも僕は
そんなふうにして迷いながら今日まで生きてきたんだ
楽しいことなんてめったに無かったさ
だけど君が現れて
君はいつしか僕に笑顔で話しかけてくれるようになって
僕は毎日が楽しいって思えるようになったんだ
君は知らないうちに
僕が存在していることを肯定してくれたんだ
あぁもちろん君はそんな事すら気がついていないけどね
でも僕はそれで充分なんだ
だって君は僕に一番大切なことを教えてくれたんだから
そう
生きていて良かったってことをね
だから
だからね
僕は君が
大好きなんだ