昨日久しぶりに友人とカラオケにいった
自分の好きな歌を思う存分に歌った時に
ふと気付いた事があった
それはカラオケの画面に表示されたある作詞家の名前だった
星野哲郎
『幸せは歩いてこない
だから歩いて行くんだね
一日一歩
三日で三歩
三歩進んで二歩さがる』
「365歩のマーチ」
「函館の女」
「男はつらいよ」
「昔の名前で出ています」
などの名曲を世に送り出し85歳でお亡くなりになった名作詞家だ
もともとは船員だった
遠洋漁業の後
病気療養中に雑誌に投稿した歌詞が入選し作詞家デビュー
彼の作詞家哲学は
「歌はすべて人生の応援歌」
であった
冒頭の「365歩のマーチ」はその思いが凝縮されたような傑作だった
ネオン街を愛し
店が替わったホステスから電話があり
またお店に来てねと誘われた
源氏名を尋ねると
「前と同じよ」
と言われ
「昔の名前で出ています」
が生まれた
『はるばるきたぜ函館へ 逆巻く波を乗り越えて』
「函館の女」は
作曲家の島津伸男さんに
急がされて自宅でその詞を書いた
慌ていたが突然尿意を催した
急いでトイレに駆け込んで
出てきてほっとして言った一言がそのまま歌詞になった
『と~ても我慢が できなかったよ~』
笑い話のような本当の話だった
生前 創作の舞台裏について聞かれると
「僕は今でも懸賞屋の癖が抜けなくてね 選者の心を射止める為には出だしが肝心 だから僕の歌は最初の二行が一番いいところ二行が決まると後はサーッとできる」
『俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ 分かっちゃいるんだ妹よ いつかお前の喜ぶような 偉い兄貴になりたくて 奮闘努力の甲斐もなく 今日も涙の 今日も涙の日が暮れる 日が暮れる』
うん うん そうだよなぁ
と共感しながらも
『ドブに落ちても根のある奴は いつかは蓮(はちす)の花と咲く 』
共感させて
最後に励まされて
ホロリとする
そして
また頑張ろうと思う
そうだったんだ
この歌も星野さんの歌だったんだ
知らないうちに励まされていたんだなぁ
温かい眼差しに感謝…