あぁ 思い出してほしい


ふたりが恋人同士だった幸福な日々を
あの頃
人生はもっと美しくて
太陽も今より強く輝いていた



枯葉が掃き集められてゆく



ね 私は忘れない


枯葉が掃き集められゆく
思い出や後悔も一緒に…



そして北風が
運んで行く
忘却の冷たい夜の中へと



ね 私は忘れない


あなたが私に歌ってくれたあの歌を


それは
私たちふたりに似た歌


あなたは私を愛し
私はあなたを愛した

ふたりは
いっしょに生きていた

私を愛したあなたと
あなたを愛した私




けれど人生は
愛し合う者を引き離す

静かに
音も立てずに

そして海は
砂の上に残された
結ばれぬ恋人たちの足跡を消す




落ち葉が窓の外を舞っている
赤色と金色の落ち葉が

わたしはあなたの唇と
夏に交わした口づけ
日に焼けた手の感触を
思い出す




あなたが去ってから日が長くなり
まもなく古い冬の歌が聞こえ始めるだろう

けれども落ち葉の季節になるたびに



あなたのことが恋しくなる