晴れた空が
突然雲に覆われるように


時々僕の心は憂鬱になる


恋人がいない時も
恋人がいる時でも

独身でいる時も
結婚した後でも


それは変わらない



子供の頃は悲しい事があっても
人前で泣くのが嫌いだった

泣きそうになっても
決して人前で涙を見せず

家に帰ってから押し入れに入って泣くような子供だった


布団に入って昼間の事を思い出しては
泣きながら
いつもそのまま寝てしまうような子供だった



結局
大人になってもそんな僕の本質は変わらない

本当に悲しい事は誰にも話さない

本当に辛い事は一人でしまい込んで

堪えきれなくなると自分の中で
いろいろなものに形を変えて

消化するのだ



親友がいても
本当に奥の奥の事は話せない



自分には根本的に愛が欠けているのかもしれないと時々思う

自分にはみんなが当たり前に持っているものが
欠けているのかもしれないとも思う



僕が欲しいものは何なのか


しかし
僕が望むものなど
結局は存在しないものなのかもしれない


人間とは結局
どこかの部分で孤独なのだという事も分かっている


でも僕は生きていかなければならない


自分の中のジグソーパズルが完成しないと分かっていても

不完全なままでも



人生にそんな思いを抱いて生きていく事は
特別に不幸な事ではない



とにかく
命がある限り
すべての生命は
その命をまっとうしなければならないのだから



変わりやすい天気のように
すぐに元気になれるから


今日も自分のできる事を
できるだけやっていこう



僕はそんなふうにしか生きられない