ひまわりは

灼熱の真夏の太陽に
まるで挑んでいるかのように見えます



ギラギラと容赦なく照りつける太陽は

総てを焼き尽くす

悪魔のようです



巨大な

圧倒的な力を持った太陽に

ひまわりは

自分の力を信じ

そのすべてを賭けて
挑み続けるのです



やがて夕闇が訪れ太陽が去ると

闘い疲れたひまわりは

一日の疲れにうなだれて

闘いに傷ついた自らの身体をいたわり

じっと体力が回復するのを待つのです



ひまわりは毎日

命を削るように

ひと夏を闘い続けるのです




灼熱の闘いを続けたひまわりは

夏の終わりに

燃え尽きてしまったように

その命を終えるのです




晩夏のある日

僕はそんなひまわりを家に持ち帰り

そっと休ませるのです



頑張り続けたひまわりは
傷だらけの体を横たえ

そんな変わり果てたひまわりを見ながら

僕の心は

涙でいっぱいになります




そんな風にしか生きられないひまわりは

愛おしくも…

切な過ぎるのです





そして

僕は

一つ一つのひまわりの種を

丁寧に集めるのです


ひまわりが


また新しい夏に


再び


再生できるように…。