最近 免疫学者の安保徹さんという方の
「40歳からの免疫力がつく生き方」
という本を読んでいます

この方は人間の免疫システムについて研究されている方で
がんも膠原病もアトピーも潰瘍性大腸炎も
そのほか生活習慣病と呼ばれているあらゆる慢性病も
もともとそなわっている免疫力を高めることで治せると言っています


「からだは間違いを犯さない。だけど私たち人間は間違った生き方を選ぶ」


例えば風邪を例にとって免疫システムを考えてみると
その時体の中で何が起こっているのでしょう?

私達は自覚できる症状が出た時に風邪にかかったと言ってますが 実はその数日前にウイルスに感染しています

ウイルスと闘うのはリンパ球ですが普段リンパ球はほとんど核しかない小さな姿で休眠しています

マクロファージから抗原が侵入したという連絡を受けるとリンパ球は目を覚まして細胞分裂をくり返します
この分裂の過程で細胞内器官を発達させ大リンパ球になります
大リンパ球は休眠リンパ球の1000倍に増え闘う準備が完了します
ここまでにかかる日数が潜伏期間です

リンパ球とウイルスの闘いが始まるとポタポタと鼻水がたれてきます
これはリンパ球が闘っていることを示す炎症です

次に起こる発熱はリンパ球が働きやすい環境を作っているからです

リンパ球がウイルスを退治しその役割を終えると
顆粒球が優位となって雑菌の後始末をします

やがて水っぽい鼻水は収まり黄色の粘度の強い鼻水に変化します

この濃い鼻水は顆粒球が闘って処理した雑菌の死骸です
この頃には熱が収まっています

発病が起こるのは感染初期に出勤したリンパ球が闘っているときだからです

病というものは免疫系のシステムによってやがて癒えるのです
発熱 喉の痛み 患部が熱いのも悪い事ではありません

免疫システムが正常に働いている証なのです

しかし私達は鼻水が垂たり発熱するとれいう治癒の過程が進むことを嫌なことと感じてしまいます

病というものは免疫系のシステムによってやがて癒えるのです


ただしこれはリンパ球系が正常域である人の場合です

おとなの場合 白血球分画でリンパ球が30~45%を占めている時が正常域です


だから健康になりたいと思うのであれば免疫力を高めることが必要です

リンパ球をこの範囲内に保つことが重要なのです



とても考えさせられる本です

現代医学はレベルアップしているといわれますが
病気の原因を明らかにし根本から治してくれる医者はいません
ほとんどの医者は症状を抑える薬をくれるだけで
「これでも症状が良くならなかったらまた来てください」
と言うだけです


自分の健康は自分で守らなくてはならないと思う今日この頃です。