あたたかな人の情けも
胸を打つ熱い涙も

知らないで育った僕はみなしごさ

強ければそれでいいんだ
力さえあればいいんだ

ひねくれて星を見上げた僕なのさ


あぁ だけどそんな僕でも
あの子らは慕ってくれる


それだから
みんなの幸せ祈るのさ

それだから
みんなの幸せ祈るのさ





タイガーマスクは
日本のプロレスのマット界に突然現れた虎の覆面をした悪役レスラーだった

反則は平気でする
相手を倒しさえすればいいというレスラーだった


その正体は孤児院で育った若者で
名を伊達直人と言った


彼はレスラーである事を隠し
育った孤児院を訪ね子供達にプレゼントをしたり
資金援助をしたりする

いい服を着て外車でやってくる彼を
子供達は「キザ兄ちゃん」と呼んだ


その中で一人だけ彼になつかない少年がいた

少年は乱暴で反抗的だった
みんなが手を焼く存在だった
そんな少年のヒーローはタイガーマスク

しかし
その姿を見て伊達直人は悪役のレスリングスタイルを捨てる事を決意する
正々堂々と戦う正統派のレスラーになろうとした

それは自分と瓜二つの少年の心を変えてあげたいと思ったからだった






昨年12月25日に群馬県の中央児童相談所でランドセル10個が玄関に置かれ
「伊達直人」と書かれたカードが添えられていたという出来事が起こった


この出来事を発端に
全国で同じような事件が広がっている



専門家の分析では
子供の頃
タイガーマスクを見て育った50代ぐらいの男性が
世の中にささやかな恩返しをしたいと思ったのではないかと見ている



世間では
愉快犯とか偽善者とかいう心無い事を言う人もいるが

自分はこういう出来事はいいなぁと思う

いい歳になってそろそろ先が見えてきた頃
何かしら世の中に恩返しをしたいという気持ちは尊いものだと思う


しかし自分の生活だって大切だから
大きな事はなかなかできない
それに人に知られるような寄付は恥ずかしい

ランドセルのプレゼントなら丁度いい

小学生になる子供にはどうしても必要なものだし
施設の子供には高額なものだ


ランドセルは結構高い
一つ3万~4万円ぐらいするからなぁ

資金繰りの苦しい施設ではなかなかままならないものらしい



タイガーマスクのプレゼント


もっと広がるといいなぁと思う。