3.男と女/ Enas Andras Kai Mia Ineka.
海とイメージして漠然と思い浮かぶ光景がある。
『男と女』という映画に出てくる冬の海である。
白いのである。
あの海の持つ力は漠然としていて心地いい。
寒さと遠いい厳しさが、そこにいる
二人の関係の浅深さを漂わせていた。
静かで、とてもひっそりと。
「どうしてこの世は男と女しかいないのであろう?」
いつかあの海に少し感情を抱えて
行ってみたいものだ。と思う。
今、抱く様々な感情や感傷は持っていく事は
許されないような気がする。
ドラマチックにいきたいものだ。