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パーフェクトな1日

など無理なのだろうか?

晴れたり曇ったり心はなかなか忙しく
それになかば振り回されている自分が
実に歯がゆく滑稽である。

ある。

「Hello-Goodbye」の歌だ。

まるで・・

東京の空のなかの雲。

昔、誰でもが持つ子供の頃の懐願。

ブランコに乗りながらである。

ぶ~んとこぎ上げた時
一寸近づく空。

その向こうに何があるのか?
どこへ続くのか?

いつも漠然と思い空へ
ぶんぶんこいでいた。

大きくなってそんなことを完璧に忘れ
実際とまらない旅へ出るようになって
空は見上げるものから見渡すものになった。

今、旅の足を止めている焦りの中
感情ばかりが動く日々にふと
思い出した小さな光景。

ブランコをぶんぶんこいでいる
ちっこい自分がいる光景を。


ん~である。

今、自分はなぜここにいるのだろうか?


理由はある。
自分で決めたことである。

「あっそう!」である。


おかしな話であるが・・・
雲よりも自分勝手なのである。

動いているものを神秘に感じず
妬みさえ持つほど大きくなったのである。

体も心も色んな意味で細胞的に
大きくなったのだ。



雲よ!

すみやかに立ち去れ!

雲よ!

乗せてけ!

凄い力で運んでくれ!



写真の中の雲は動かない・・・。









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