いつも目についていた。
いつも気になっていた。
なかなかと頭から離れなかった。
あの場所のあの花。
時間に追われ雑用に愛され完全に
カメラを手にする機を失いつつあった。
苛立ちで心は日々動かなくなっていた。
・・・・が
アイガット〓!
時間が産まれた!
撮影を始めようと思った。
勿論、あの花から。
天気知らずの撮影でいいので直ぐに
ブルータス/F3を手に飛び出した。
>>>>>>>>>>>Oh Manma.......
隅田川の小さな橋の傍の誰が
見ているのか定かではない
ちっこい花壇に生えてたあの花は---
根元からバコっと気持ち
いいぐらいに伐られていた。
そう。
ばっさりと。
物凄〓くあっさりと。
気持ちええぐらいに。
げっ!
げっ!
ゲッ!
ブルータスお前もかよ〓
・・・・・・あれから二ヵ月。
...........まじ?
まだどっかに女々しく
たらたらと引きずったまま、
取り敢えず撮影は続いている。
簡単に吹っ切れるか!
か?
牛のヨダレのようにだらだらとまだ
あの花が撮りたくて撮りたくて・・・・・・
Oh! カン バック トゥ ミィ〓〓〓〓〓
で、
<<教訓>>
シャターチャンスは逃すためにある。
過去は2度ない。