★ 乙武さんがそんな事してたなんてと思った人が多いだろうけど、
俺的には「バンザ～イ!!」だ。
そりゃ良い事をした訳じゃないけどさ。
2013に書いたこの記事の通りだって証明してくれた様なもんだ。
勘違いして欲しくないのは人々のイメージ通りの社会的に「立派」な人だけが中途障害者なるんじゃないって事。
俺みたいに社会不適合者も障害者になるし、社会的に「悪」と言われてる人や職業の人だってなる。
ニートやヒッキー(引き蘢り)だってなる。
だけど人々には障害者はすごーく真面目な人だけと思われている。
24時間テレビで紹介される様な極々一部の障害者しか馴染みが無いからか、世間の人々から障害者は「一生懸命」、「努力」とか「頑張る」等の勝手なイメージを持たれる事が多い。
まるでそうじゃないといけないみたいに・・・。
当然、エッチな話しもしないし酒もタバコもやらないと思われてる。
確かに元々そーゆーイメージ通りの人もいる。
だけど俺は「出家信者かよ!」って思ってしまう。
俺は元々煩悩だらけだ。
だからと言って滝に打たれたりしない。
エッチな話しは人一倍好きだし性欲だって在る。
酒やタバコだって人一倍どころか人十倍大酒飲みだからこうなったんだ。
こんな身体になった今も禁酒禁煙する気が全く無い。
医師からは特に何にも言われてないし、言われてもどうせ聞かないだろうな俺は。
そもそも俺は昔から「努力」とか「頑張る」とかって嫌いだし苦手。
忌野清志郎の歌じゃないけど「♪幸せになりたいけど頑張りたくない♪」って思ってきたし、障害者なんかになってしまった今も思ってる。
だから少なくとも俺は人々の障害者のイメージとはだいぶ掛け離れてる。
障害者になったからって煩悩が無くなった訳じゃない。
むしろ身体が不自由で好き勝手に動けない分、強まった気がする。
やりたい事が思う様に出来なくて俺は常に欲求不満だ。
でもそーゆー障害者は多いんじゃないかなぁ?
こんな身体になっても「酒好き」なのは相変わらずなので、隔月、我が家で「飲み会」をやってる。
つまり「Real Sally's BAR」だ。随時参加者募集中!
基本的に脳がやられた人達ばっかだから「クルクルパーの集い」。
障害者にも安心して飲める場が必要だ。
我が家ならトイレも安心。
多い日も安心。
障害者だって酒飲んで酔っ払いたいんだ。
俺は「寝ゲロ」を吐いた。
本当は勿体ないから吐きたくないんだけど。
「独り遊び」が出来ない男性障害者には「射精介助」と言う介助サービスが在るようだ。
性風俗で言うところの「手コキ」だ。
良く知らないんだけど性風俗では好みじゃないタイプの風俗嬢は「チェンジ」出来るらしいが、介護サービスでは無理だろうな。
性風俗では一回「発射」したら終了だけど、この介護サービスではどうなんだろう?
一回で終了なら俺は確実に足りないな。
56の「ロングブレス」にも書いたが「鼻水」もソレに似たヤツも昔から俺は出なくなるまでじゃないとスッキリしない。
幸いなのか判らないけど俺の股の下のポニョは(最近はイイカンジになってきたが)発病以来18の「可哀想な俺の◯◯◯」の調子だから俺は発射したい欲求に悩まされる事は無いけどさ。
「障がい者の性 - Medical Sex Worker」
http://www.youtube.com/watch?v=HErf4OELzYk&feature=player_embedded
（この動画に出て来る人は俺みたいな『中途障害者』じゃなくて『生まれ付きの障害者』だと思う）
この動画を見付けた時、「2ちゃんねる」みたいなのも同時に見付かったんだけど、勝手な事を言うヤツが多くて、賛否言うのはともかく障害者に対する認識の甘さにムカつくヤツが余りにも多くて愕然とした。
「人々の認識ってこんなもんかぁ」と思った。
まぁ俺だって自分がこんな身体にならなきゃだけどさ。
男性が発射したい欲求に駆られてる時は頭の中はエロい事で一杯なはずで、それを介護サービスの一貫で事務的に淡々とやられてもなぁって感じがする。
仕事と割り切ってやってるのは風俗嬢も同じだろうけど、もっとエロいムードって言うか少なくとも風俗嬢も裸だったり下着姿な訳だし。
せめてこーゆー時は介護サービスの女性も下着姿ぐらいなってくれてもイイじゃんって無理だけどさ。
この場合、疑問なのは性同一性障害の人の場合は男性のヘルパーが来るんだろうか?
入浴介助の時に感じた一番の違和感は自分だけが素っ裸って事だ。いかにも「介護する人」と「介護される人」って感じで増々惨めになる。
「介護する人」も裸なら「一緒に入浴してる」と思えるのに・・・。
(この記事は2013年12月20日「苺畑でつかまえて・FC 2本店」にアップしたものです http://katsutsun.blog58.fc2.com/?q=カツブログ&page=1)