食 | 油谷達也 健康促進 維持 頭痛 耳鳴り めまい 捻挫 打撲 挫傷 ダイエット

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皆様の健康促進と維持や怪我などしてしまう前に予防と対策を取ってもらえる様にブログを書いて行こうと思います。

すいません、昨日ブログに上げるの忘れてました。


暖かく気持ちの良い日が続きますが、私は目薬とマスクが手放せないです。
皆さんはどうでしょうか?

さて今回は
ゲーム化する「食」です。

若い人達の間では、おいしいラーメンやパン、ケーキなどが頻繁に話題にあがり、おいしい店や製品を皆が競って探し出す。氾濫している情報のなかから、より美味しい物を見つけようと競い合う。
これは、決して食に対する興味が高まっているということではなく
、 むしろゲームの延長であり、味見でさえゲームの対象になってしまっているのかもしれません。
どんなにラフな食べ方をしていても生命を維持できるという安心感のなかで成立するゲームであり、食が不足するような不安があれば決してこのようなゲームは成立しないでしょう。

現代のブームとなっているグルメは、わかりやすい味のものばかりのように感じられます。既に知っている味に自分の経験や修練の上に得たものを肉付けし、新しい味を見つけるというような感覚はほとんどありません。極端に辛いものなど、極めてわかりやすい味のものばかりです。しかし、わかりやすい味は単なる欲望から欲するものであり、決していいこととはいえない。もし、本当にグルメブームというならば、簡単にはわかりにくいおいしさを自分の体験のなかに取り入れて、真のおいしさを感じることが本当の食文化といえるのかもしれません。

脂と砂糖とダシは、無条件に万人がおいしいと感じる。これは、ネズミでもそうであり、極めて動物的に好まれる味といえます。
このようなわかりやすい味のものがうけているというとは図らずも動物的な感覚が出てきているのではないかと思われます。
人間は生命維持のために食べるということから離れ、贅沢な食生活をしてきたけれども、結局は動物のような嗜好しか持っていなかっつのかもしれません。
嗜好は時代によって変わってきた。しかし、食べ物が増えたからといって決して高い方向には向かっておらず、むしろ動物と同じようなわかりやすい食べ物に嗜好が向かっている。わかりやすくて快感を強く刺激してくれるものを好むのうになっているように思われます。

昔、一番上質とされていたダシは、今の若い人にはあまりうけない。上品すぎて物足りなく感じるという。昔はわかりやすいおいしさではない上品で上質なおいしさを見つけてきたが、今はそのようなおいしさは無視されている。
わかりやすくおいしいものが氾濫しすぎ、おいしいと感じるために経験や訓練が必要なものは面倒に感じるようになっているのです。

上品で上質な味にあえて凝ってみるのも面白いかもしれませんね。



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