今の時代だから「石の上にも3年」 | セミリタイア(時々お仕事)晴耕雨読の毎日です。

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セミリタイアし毎日が日曜日、ゆったりした生活を過ごしてます、私の経験からのお話、お役にたてれば幸い。時々、今の社会にひと言。

最近の風潮として

転職が流行っているようです


スキルを磨いての

好条件への転職、キャリアアップなら良いのですが

実状はどうなのでしょうか


はたして

本人にとって、企業にとっても

良い事なのでしょうか?


社会全体のマンパワーの質が落ちてきている様に思い、人災と言える事故も多い気がします


昔の人はよく言ってました

「石の上にも3年」

カビが生えた言葉でしょうが

大切な事の様に思います


下の娘が大学を卒業した年は

就職氷河期でした

9社ほどエントリーし

当時は全ての面接がだいたい5次面接まであったり

かなり苦労をして今の会社に就職しました


幾度となく「もう辞めたい」と

その度に家族会議をひらいてきました


また、新しい会社で

1からスタートする勇気、や

本当にもっと、やり甲斐のある仕事に就けるのか?


娘本人はもちろん

相談を受けた周りの人達も葛藤がありました

おじいちゃん達の意見(父方、母方)

お母さんの意見

父である私の意見

お姉ちゃんの意見


共通する意見は

「自らが成長すれば環境も変わる」

そして

結局、次女の答えは

「もう少し、頑張ってみる」

でした


それから、かれこれ11年


本人も苦労しながら

社内の昇級試験も昇級のたびに頑張って

やっとこ、スーパーバイザーに


今年から本人の希望と

本社からの大抜擢で海外赴任へ


海外赴任のお手当てもついて

新たに語学を身につけるべく

英会話の勉強も会社が全面的にサポートしてくれるらしい


4月から、2週間程の海外出張も、今回で2回目


先日、次女から

海外の宿泊先からのライン電話で

テレビや冷蔵庫など家具付きのコンドミニアム

建物内はジムにプール、警備員も数人常駐していて

エントランスのドアまで警備員が開けてくれるらしい


お母さん

「ドアマンがいるのー、まーっ、お姫様みたいね」

「しかし、昔は定期的に不満タラタラだったけど仕事辞めず頑張ってきて良かったね」

次女

「そうね、そんな事もあったかな?」