村上春樹の話をひとつ
高校生の頃に「羊をめぐる冒険」が発刊されました。 どうやら「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」と三部作らしい。もちろん風の歌から読みました。
佐野元春や大瀧詠一を知った時と同等の衝撃でした。一発で引き込まれ、それから40年、20代最後にもう一度、30代最後にも、40代最後にも読み返す立派なハルキストになりました(笑)
ただ、40代の読み返し、うん、若干辛いものがありました。フンみたいな、何となく素直に本の世界に入れずに、読み手の心の立ち位置が影響するんですね(;_;)
さて、これから50代後半の読み返し、羊三部作が、どんな風に迫ってくるのでしょうか 文学チックな考察とかは苦手です。その世界にどれだけ浸れるかが、自分の小説へのスタンスです。
そもそも、村上春樹の主人公とは、真逆の性格ですし、全く共鳴できません。ただ、それでも、狂信的に没入してしまうのは、強烈な内向性と不思議感が、煩わしい日常を忘れさせてくれるからかな👍
いつもの恋愛小話は有りません(笑)今度、ノルウェーの森やダンス・ダンス・ダンスの時に(笑)