ハルシュテンベクでお世話になっている大家さん夫妻のお誘いで、ハンブルクから北西に位置するエリア(さらに北上するとデンマークとの国境です)の観光に行ってきました。大家さんが車を出してくれて、10時出発~18時帰宅まで8時間も全て英語でご案内いただきました。様々なお気遣いに加え、私の専門(建築・土木)のことまで考えてプランを考えてくださったり、道中に必要なものもすべて用意してくださり、その上費用まで負担してくれてと、至れり尽くせりでした。ちなみに、大家さんは観光業者ではなく、数十名の従業員を雇用するIT企業の経営者だそうで、めっちゃバイタリティーあります(笑)。

 

脱原発のドイツの風力発電

 「福島」以降、2023年4月に脱原発を果たしたドイツは、ロシアの影響もあり、深刻な電力不足に陥っているようです。もともと省エネに気を遣う人たちですが、より一層気を遣うようになっているようです。ドイツ北部には、広大な平地が広がっているせいか、多くの風力発電装置が設置されています。地平線のかなたにまで風車が広がっている風景の写真をいくつか上げてみます。

 

 

 

 

アイダーバラージ(Eider Barrage)

 アイダー川の河口にあるダム・アイダーバラージ(Eider Barrage)を見学しました。約50年前に建設された巨大な鉄製のダムはとても迫力がありました。

 

 

 

 

 

ザンクト・ペーター=オルディング(St. Peter-Ording)

 北海を望む北国のビーチ ザンクト・ペーター=オルディング(St. Peter-Ording)は、南国のビーチとはまた違う、穏やかな気持ちにさせてくれるところです。みんなで裸足になって、砂浜を歩き廻りました。

 

 

 

 

テンニング(Tönning)

 タツィング(Tating)という街を車で軽く観光・経由し、テンニング(Tönning)という街に来ました。道中、八百屋さんで野菜をたくさん購入しました。この状態の芽キャベツを見たのは生まれて初めてです。

 

 

 

 テンニングでは、Tönninger Packhausというレンガ造の歴史的建造物内で開催されていたアンティーク市を見学しながらお茶をし、その後川を中心として広がる街並みを見学しました。

 

 

 

 

 

 

フリードリッヒシュタット(Friedrichstadt)

 ルンデン(Lunden)という街を車で軽く観光・経由し、フリードリッヒシュタット(Friedrichstadt)という街に来ました。ここは1621年にオランダ人によりつくられた街で、特に広場に面する建物のファサードにオランダの建築様式が色濃く残っており、小アムステルダムと言われているようです。ここでは、アイスクリームを食べながら、街を観光しました。

 

 

 

 

 街の教会(Remonstrantenkirche Friedrichstadt)は、合理的で簡素な、美しい混構造(組積造と木造)の建物です。

 

 

 

 

 

 以上、大家さんのご好意に甘えて楽しんだ一日でした!