計画的避難区域へ | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

先日、計画的避難区域と緊急時避難準備区域を通りました。
伊達市月舘町→飯舘村→川俣町山木屋→浪江町津島→葛尾村→田村市都路町→田村市常葉町

どちらも何の規制もなく通行できました。すべて20km圏外で立ち入り禁止ではないようです。

田畑の耕作はしていませんが、草刈りだけはしておくところもありました。また、飯舘村の牧場では放牧している家畜の世話をしていました。草刈り中の人もいるし、飯舘村は南相馬市への通過地点になっているため県道の通行量は多く、ゴーストタウンのイメージは全くありませんでした。

↓飯舘村 



しかし、店舗などはやっていないところがほとんどです。
↓浪江町津島


事業所でやっているところもあり、通行量のある飯舘では時間限定でガソリンスタンドを営業しているところもありました。


葛尾村ではパトロールの車や人をよく見かけました。防犯カメラ作動中の文字もたくさんあり、立ち止まらず素通りしました。

田村市の緊急時避難準備区域も田畑は耕作していませんが、放射線量は福島市などの高いところより低いところも多そうです。
田村市常葉町山根をすぎ常葉町常葉に入ると、普通の田舎の風景。稲刈りしていました。↓




↓飯舘村飯樋から比曽に入ったところ国道399号線から南東を望む。こちらの方向が汚染が激しいです。