塩水選 | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

遅ればせながら、今年も塩水選をしました。

種もみはすべて昨年収穫したものを利用。
水:塩の重量比を10:1にした塩水をつくり開始。

まずは「ふくみらい」。
いい感じで分かれてくれました。

次、黒米。

なんだか、塩水に投入する前から、軽い感じが・・・。
そして入れると、ほとんどすべて浮かんでしまう。
「そういえば昨年もそうだったなあ。」と思いつつ、
仕方なく水で薄める。
どんどん薄めても全然沈まず・・・。
3倍くらい薄めてもあまり沈まず。
結局、真水でやり直すことに。

あ~、確かに黒米はイノシシにやられるから! とちょっと早めに収穫したので、
ちゃんと実っていないのか?
食べる分には支障ないですが、ちゃんと発芽するのでしょうか。



最後にもち米。

面倒でもまた塩水を作り直してやりました。
ふくみらいよりも少し薄めで選別。

というわけで、年に一度利用する専売公社の塩を無駄づかいしてしまいました・・・。

次回からは、「ふくみらい」→「モチ」→「黒米」の順に塩水を薄めながら選別するといいかなと思いました。

それにしても、寒い。明日は雪の予報。