イノシシ対策中に遭遇したのは・・・ | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。


 おとといの朝、イノシシ侵入跡をみつけ、囲いをつくらなければと思い、その日の夕方ちょっと遅い時刻、田んぼの周りを草刈りしていました。夜7時、あたりは真っ暗に近くなり、作業終了。草刈りのエンジン音が静まると、茂みからガサガサ「ウーウー」聞こえてきました。位置はちょうど侵入した田んぼのすぐ上の茂み。
 土手のすぐ下に近づいてもガサガサは続き、たまにうなり声も。しばらく待って変化ないので、恐る恐る土手を登ってみることに。草木の茂みとシソ畑(自分のではない)のあたりに例の動物が潜んでいるようでした。さらに数歩近づくと、彼らは慌てて遠くへ走り去ったり作物の陰に隠れたりしました。暗くてよく見えませんでしたが、スピードは半端じゃない。さらに歩くと近くに隠れたイノシシも、順に逃げていき、全部で7匹以上はいそうでした。
 んー、割と近くでエンジン音を轟かせていたにもかかわらず、怖がらずに出現とは。侮れませんね。
 翌朝(昨日の朝)見に行くと畑のかぼちゃがみんな食われてしまったそうです。
 とりあえず、田んぼ所有者さんの協力もいただき、一部をネットで囲いました。

イノシシは写真左上の赤シソのあたりにいました。かぼちゃはこのすぐ横。田に入った部分は赤シソの下のあたり。