もみ殻勲炭で覆う | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

 畑苗代に被覆にもみがらくんたんを利用しようとする。普段は風呂炊きの窯の中に、もみがらを詰めた金属の菓子箱を入れておくとできるので、たまにやっていましたが、一回にできる量が少量。そこで昨夜、「ついで」ではなくもみ殻くんたんを作ってみることにしました。簡易かまどで。

簡易かまどで火を焚いて、そのまわりにもみ殻を接触させるように積む。また、同時並行で、もみがらを詰めた一斗缶をかまど内に入れて熱する。これで内・外同時進行でできてしまうという計画。

かまどや缶のサイズからして大きくもないので、1時間もあればだいぶ全体が黒くなってきました。ただしこまめにかき混ぜながら。だいたい黒くなったところで、火から離す。すべて一斗缶に入れて自然に冷めるのを一晩かけて待つことに。くん炭にすると、かなり目減りします。
 割とうまくいった! と思い、今朝見てみると、なんだかさらに目減りしているような。よく見ると、くん炭に比べて灰の割合がだいぶ多くなっている! そしてまだ熱い。炭化というか燃焼? が続いていたんですね。 そういえば、鎌倉でやったときは水をかけていました。あれは、夕方その場を離れるから危険という理由だけではなかったのでしょう。今日、道の駅で500円で売っているもみ殻くんたんを購入してみました。・・・水で湿っていました。やはり、水は使うんですね。