稲の倒伏 | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

 今年はイノシシ侵入による倒伏以外にも、雨風による倒伏が著しくなっています。原因は中干し(土用干し)しなかったから。
 でもなんだかふに落ちない。無肥料でしかも不耕起のところも倒れてしまっている。いままで体験してきた鎌倉や横浜での活動ではあまり中干ししていなかったし、昨年のアキタコマチも特に気をつかわなくてもたいして倒伏しませんでした。よく実ったから倒れたという感じでもないし。
 これだけ差があるのは、やはり品種の違いによるところが大きいのかも。真横に倒れているコシヒカリの隣の黒米はちゃんと立っていますし。 あまり軟弱でない、在来の種(に近い)品種を選びたいなと思いました。