きのう今日は、庭の草取りをしたり、お米の苗床を片つけ、各種苗を畑に植えたり、土手の草刈りをしました。お米や豆・雑穀以外は、思い付きのオマケ程度。肥料をやらないでいると、近所の人から何度も「肥やしやらないと…」と言われてしまいます。この地で循環され、化学物質のほとんどないような、納得のいく肥やしなら使いたいですが。少なくとも前年までのストックがあればよかったのですが、今はありません。自然農では、刈った草を始め、食材で使わない部分など、土に帰るものは畑に直に敷き、堆肥づくりはしませんが、今は土手の草など、量が非常に多く、積んで堆肥化させようとしています。
海外からの肥料を使い、刈った草も落ち葉も放置のこの時代、肥料分はそこらにあふれているのに、手間をかけないために使われず、水環境の汚染が進行していくのは悲しいです。
ちなみに刈った草といえば、最近‘はやり’なのが草の葉で食器洗いです。洗剤を使わないために、米の研ぎ汁・ヘチマタワシ・アクリルなどを使うのは一般的(?)と思いますが、もっと材料を簡単に入手でき、始末も簡単なのが「草」です。
ヨモギでもフキでも何でもいいので、丸めてスポンジ同様に使えば、食器の油分をかなりよく吸収してくれます。油の多い食器には、より多くの草が必要になります、草を堆肥場にいれたり畑に戻せば、再生されますし。枯れ草より生の葉がよさそう。草の種類によって差があるでしょうが、扱いやすいのなら何でもいいのでは? 筍の皮はいまいちでした。
問題はここ阿武隈の谷では冬は草があまりない。まあ、春は山菜天ぷら、夏は炒めもの…と油を使う頻度も増えますが、冬は煮物・煮物・煮物で、油落としもさほど必要ないかも。
都会では草もないし、あっても使った後は燃えるゴミに出さざるを得ないとすると、いまいちな方法ですかね?