手作業の田植え始まる | あぶぐまの里にっき

あぶぐまの里にっき

阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

 いよいよ、6月1日から田植えが始まりました。なんだか、もたもたやっているのを見るに見かねたのか、こちらがお願いする前に、近所のかたが道具を貸してくれたりやり方を教えてくれたりしました。
 便利なのが田を水平にならす道具。うちにあったアルミ製の小さく軽いのではなく、木製の大きいもの。引くのではなく押して泥を水平にならしていきます。泥に接する板の部分を立てるように(柄を倒して)使えば泥を強く掻くことができ、水平になるように(柄を立てて)押せば、泥をかかずに進むことができます。掻く強さの加減を微妙に調整できるので、キレイにならすことができました。
 田植えはいちばん上の一枚目から。手作業で代かきまで済ませたこの田んぼ、もちろん手植えです。広さは1畝ちょっとでしょうか?紐を張って真っ直ぐモチの苗を植えていき、一日で終えました。