タイでは17日からロックダウンが限定的に解除され、ショッピングモールも再開された。夜間外出禁止令も朝晩各1時間短縮され、午後11時から午前4時までとなった。

 

 

 厳しい外出・営業制限が功を奏し、新型コロナウイルス感染者は4月から減り始め、今月13日には新規感染者ゼロ。累計約3000人が感染し、2800人以上が回復し退院、死者は60人未満にとどまっている。これを受け、3日からレストランの店内飲食を認めるなど“出口戦略”を進めてきたが、今回はその第2弾。

 

 

 ただ、各モールは政府の指導を受け、厳格ルールを定めている。中へ入るにはマスク必須、手のアルコール消毒や体温検査があり、その後あるのが「チェックイン」と呼ばれる手続き。店頭のQRコードをスマホで読み取り、携帯番号など個人情報を入力しなければならない。これでモール側は、客の人数や行動を常に把握できるわけ。

 

 

 感染者が出た場合、その周囲にいた人へすぐ連絡がいくが、市民からは「人権侵害では」という指摘もある。なお、スマホを持たない高齢者や子供は受付で登録しなければならず、IDカードが必須。外国人はパスポートがIDとなる。

 

 

 モール内でも、エスカレーターは3段ごとの間隔を空けねばらず、客も店員も1・5メートルの社会的距離を保つ。店舗に入るにはまた体温検査など、細かい規則がある。

 

 

 飲食店では各テーブルに1人しか座れず、カップルや家族連れも離される。複数人で鍋を囲むタイすきでさえ、各人に鍋が用意され、寂しい“独り鍋”を強制される。そしてモールを出るときも、やはりスマホで「チェックアウト」の手続きが求められる。

 

 

 ふだんは「マイペンライ(気にしない)」がタイ人の国民性だが、こうした新しい生活様式に変わり、利用者からは「これじゃまるで監獄だ」「リラックスできない」という声も上がっている。

 

 

 首都バンコク北部で週末だけ開き、外国人観光客に人気の屋外マーケット「チャトゥチャック」も営業再開。18日からは各県をまたぐ長距離バス、航空路線も一部国内線で運行・運航の再開となった。「タイ国政府観光庁(TAT)は衛生基準を満たした店や施設に認証を与えるなど、清潔さを売りに観光客を呼び戻す方針」(バンコク在住記者)

 

 もう一つのタイ名物といえば、ナイトスポット。雑多で“3密”イメージの強い歓楽街がいつ営業を認められるのかと気をもむ日本人タイフリークも多い。

 

 タイ観光スポーツ省では、まず国内旅行を再開し活発化させていく方針。その後、国ごとに観光客を受け入れ、国際線の再開は早ければ7月1日を予定している。

 

クイーン+アダム・ランバートによる♪「We Are The Champions」の新バージョン♪「You Are The Champions」が、先日発表された日本のラジオエアモニチャート(全国主要ラジオ局でO.A.された楽曲のランキング。5月4日から5月10日の1週間の期間)にて洋楽1位を獲得した。

 

 

The 1975年の新曲♪「If You’re Too Shy (Let Me Know)」、ザ・ローリング・ストーンズの♪「Living In A Ghost Town」、マシュメロ&ホールジーの♪「Be Kind」、ザ・ウィークエンドの♪「Blinding Lights」などを抑えてのトップとなった。 また、♪「You Are The Champions」は邦楽を含めた同時期の全国総合ラジオエアモニチャートでは5位にランクイン。

 

 

 

 

今回の48時間限定のストリーミングで得られた収益や寄付金はすべて、世界保健機関のCOVID-19連帯対応基金に寄付され、患者が必要な治療を受けられるため、現場で働く人々が必要な物資や情報を得られるため、ワクチンや検査、治療法の開発に向けた取り組みを加速させるために役立てられる。

隣国どうしで文化的にも近い日本日本中国中国の飲食文化に存在する違いについて、それぞれ対比してみた。

 



 まず、
日本日本でも中国中国でも使用されている食器の箸の違いについて紹介。中国中国の箸は長くて重いうえ、先端が尖っていないのに対し、日本日本の箸は比較的短く、先細りの形状になっているとした。そして違いが生じる理由として、中国中国では大皿から自分の箸で料理をとりわけるのに対して、日本日本では銘々に盛りつけられること、日本日本うお座魚を食べることが多いため先端が尖っていた方が骨を取ったり身を崩したりしやすいことなどを挙げている。

 



 次に、食材の違いについて言及し、広い国土を持つ
中国中国は豊かな食材を持ち、主に北部では小麦と米、南部では米が主食とされると紹介。料理の材料は主に陸生の動植物、淡水系のうお座魚類が用いられるとした。一方、日本日本うお座魚介類や海藻類といった海産物が材料として多く用いられており、日本人は年間で1人あたり70キロほどのうお座魚類を消費するほどのうお座魚好き」であると紹介した。

 

 



 さらに、調理方法における
日本中国間の違いについても分析。中国中国「色、香、味」を重んじ、油や醤油などの調味料をたっぷり使うのに対し、日本日本の料理は新鮮さや食材本来の味を大切にし、可能な限りシンプルな調理法を用いて作られるとした。また、中国中国では炒める、揚げる工程が多いのに対し、日本日本では煮る、蒸す調理が多いとも説明している。

 



 両国の飲食文化について考え方や環境による差異が存在する一方で、食べ物の多様性を追求する、栄養バランスや食べ物の組み合わせを大切にする、食感を大事にするといった
「食」本質的な部分は同じなのだと結ぶ。

日本高野連が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、甲子園球場8月10日に開幕予定だった第102回全国選手権大会中止を大会の運営委員会を開いて決定した(理事会で正式決定)。今春の選抜大会も史上初めて中止されており、甲子園大会が春夏とも開かれないのは戦時中を除けば初。

 

 

 全国の新規感染者数は大幅な減少傾向にあるが、大会には全国からの生徒の移動や宿舎での長期間の集団生活が避けられず、感染リスクが高いことが開催断念の大きな要因になったとみられる。また、政府の緊急事態宣言を受けて部活動を再開できる時期が不透明な地域もあり、49代表校を決める地方大会を選手権大会開幕までに全て終えるのは難しい状況になっていた。

 

 

戦争による中止をはさんで甲子園大会は3回目の中止新型コロナウイルスの国内感染者数は減少傾向にあり、「まだ2カ月以上ある。こんなに早く決めなくても」と選手に同情する声は多い。3年生はセンバツも夏も経験できないまま卒業していく。 あまりにも気の毒すぎる。「(緊急事態宣言の)解除は、これ以上延長すれば経済が立ちゆかなくなるから。感染を押さえ込むという観点からすれば、まだレッドゾーン。球児にはかわいそうだが、全国大会の開催が難しいのは当たり前。休校が明けても、そこから段階的にやっていくことになる。夏休みや期末考査の予定もまちまちの中で、大会には間に合わない」という声も少なくない。確かにコロナ第2波第3波の攻撃を仕掛けてくるかわからない恐ろしさ、甲子園への移動、最長3週間に及ぶ宿舎での集団生活を考えると中止もやむを得ないところもあるのだが・・・。

 

 

スポーツライターは「高野連は主役である球児たちの声を聞かず、大人たちだけで決定してしまうという印象。全国大会を中止して地方大会は各都道府県の高野連に任せるというのであれば、もはや全国組織としての責任放棄であり、失望感しかない」と指摘した。

 

 

 

高校3年生はさぞ無念・・・。春も夏も夢の舞台が消滅する上、春の県大会を準々決勝まで開催した沖縄以外、今年は1試合も公式戦を経験できていない。 特に地方の高校生は無念だろう。例えば岩手県はいまだに感染者ゼロ。県内限定で練習試合も行われている。全国的には通常通りの練習が可能な地域もある。あるプロ球団のスカウトがこう言う。

「こうなると、地方の大学生、高校生の判断が難しくなる。大学の場合は各リーグ、高校の場合は各県ごとのレベルが大都市圏より落ちることが多いからです。地方で活躍している選手の場合、甲子園などの全国大会で通用するかをチェックする必要がある。それがなくなれば、どうしても、地方の大学、高校生はリストに入れられなくなります」

 

 

甲子園中止になり、地方の高校3年生がプロにアピールする機会は消滅。スカウトは、「仮に行われたとしても、スカウトが首都圏より足を運びづらい地方の中堅校がしわ寄せが食う。こういうところにも磨けば光る原石がいて、甲子園の大舞台で才能が花開くケースもある。ただ、春も夏も中止になった今年はどう考えても、このレベルの選手を発掘できない」と指摘する。

 

 

 

 

夏の甲子園大会が中止になった場合の経済的損失が約672億円になるとの試算。春のセンバツの中止による損失額(約290億円)と合わせると実に1000億円に迫る。その「経済波及効果」を受ける球場周辺のホテルや飲食店などは大きな痛手を被る。甲子園球場から程近いホテルヒューイット甲子園の支配人は、「高校球児や高校野球を楽しみにされていた方々にとっては本当に気の毒です。我々もセンバツとプロ野球の延期に加え、夏の大会もなくなれば死活問題です」と話す。同ホテルは甲子園期間中ともなると予約を取ることすら困難だが、外国人観光客の大幅減やUSJなどの近隣レジャー施設の休業もあり、まさに「トリプルショック」

 

甲子園に出場するような強豪校の多くは学校の宣伝戦略の一環として、全国から特待生や奨学生をかき集めるなど多くの負担によりチームを強化している。甲子園に出場すればNHKなどの全国中継を通じて、一気に学校の名前が売れる。

 ただでさえ、インターハイの
中止によって各運動部が打撃を受ける中、甲子園大会もなくなれば、いわゆる「スポーツ学校」は全く恩恵を受けられない。

甲子園に出場すれば、応援団の宿泊費、交通費などで多くの資金が必要になるが、学校としては寄付金を募れるし、野球部も応援グッズなどの臨時収入が入る。甲子園
中止は部の運営にも影響しかねない」とは、さる強豪校の野球部長。

 

 

そんな中、甲子園の開催実現を訴える署名運動が行われていた。「球児たちの思いを伝えることが目的。(開催可否を)決められる方には、後ろ向きにならず、一歩前を踏むような形をとってもらえれば」と話し、甲子園中止が死活問題になっている人たちの声は高野連にもう届かないのか・・・・・・・。

 

 

夏の甲子園の開催可否についてアンケートを実施したところ・・・

 

「結論をもう少し先送りすべき

 

「3年間頑張ってきた3年生のために、地方大会だけでいいからやらせてあげたい

 

「予選が難しいのであれば、春の選抜学校をそのまま夏にするのもアリかと

 

「全国の学校自体が通常授業を行えてない点や、何十人もの球児を県を跨いで移動させ、1つのホテルに泊まらせた場合の球児達の安全性や、逆に球児達がクラスター化する危険性等、それらを考えたら夏の開催は現実的ではない

 

学校自体の休校も長引き、他の高校スポーツの大会に中止が出ている状況で、高校野球だけが特別扱いされるのは疑問

 

「もし春夏中止になったら本当に3年にとってはかわいそうな一年

 

「子どもたちの心のケアと決定権のある方々には最善の道を模索していただきたい

 

「仮に中止にするなら、せめて来年は既卒1年目の選手を特例で出場可能にできないだろうか?

 

「望む選手には翌年の甲子園へオーバーエイジで出場を認める

 

「ギリギリまで日程を先送りして8月に地方大会は開催してほしい。各都道府県の優勝校の選手に来年以降に甲子園練習の機会を設けることなどができれば

 

「11~12月頃に京セラドームで全国大会を開催できないか

 

「せめて秋以降に無観客でもいいからやってほしい

 

「秋にインターハイをやって、その1種目として会場を甲子園でやる

 

「甲子園はぜひやってほしい。プロ野球に6月開幕に動いてます。夏の野外のスポーツができなければ、今後他のスポーツは何もできない

地下鉄電車好きな子は賢くなるんですよ」―。思わず「ん?」と首をかしげそうな説を、福山市立大の准教授が提唱している。男の子を中心に、幼児期に地下鉄電車に興味を持つ子は多く、「鉄道オタクになったらどうしよう…」とわが子の将来を心配する母親にとって朗報か。その理由を聞いた。

 

 

子どもの発達に役立つ能力に「認知スキル」というものがある。一般的に記憶力理解力のこと。中でも、覚えた物事を一定のルールに従って分類し、頭の中に整理して保存する「知識の棚」と呼ばれる能力が最も大切。

 

 

 例えば、車両の色、形はもちろん、線路の幅などの規格、走る速度…。子どもは地下鉄電車にまつわるさまざまな知識を図鑑などで見て、個別の特徴を認識する。その情報を処理し、頭の中の「棚」に収めることで、覚えたことを引き出しやすくなる。

 

 

 「知識の棚」と賢さや学力の関係は・・・例えば数学の問題を解く時、自分で新しい解法を発見する人はごく一部。問題をパターンに分け、過去に解いた問題を思い出した上で応用する人が大半。必要な知識を「知識の棚」から効率的に取り出す能力を、新幹線後ろ鉄道好きな子は自然に身につけられる。

 

 

 また、賢さや学力だけでなく、地下鉄電車好きを通じて「やり抜く力」「協調性」「思いやり」自制心」といった「非認知スキル」も獲得できる。 例えば、おもちゃの地下鉄電車で一緒に遊ぶことで親子の絆が生まれる地下鉄電車を見に行き、同じ対象物を見る「共視」によって、他者がどう思うかを感じ取る力が育つ地下鉄電車に乗れば、席を譲るなどして弱者をいたわる、整列して並ぶ、踏み切りで待つなど、さまざまな行動を通じて社会的なマナーやルールを学ぶこともできる。

 

 

親の関わり方でのポイントは・・・「認知スキル」は、放っておいても自然に上がる。ただ「非認知スキル」は、人との関わりの中で高まるので、一緒に地下鉄電車見にいく、きっぷを買って乗ってみるなど、子どもが実際に体験することで、吸収の度合いは増していく。親がうまく促してあげよう。

 

 

調査では、地下鉄電車への興味は0歳から始まり、4歳ぐらいで、そのまま夢中であり続ける子と、別のもの、例えばテレビのヒーロー、スポーツ、ゲームなどに関心が向かう子に分かれる。子どもが幼い頃は、神経質にならず見守ってあげたい。

 

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 余談だが、灘(神戸市)開成学園(東京)といった高い学力で知られる私立中高一貫校にはたいてい、活発に活動する新幹線後ろ鉄道研究部が存在している。だから、地下鉄電車好きであることを受け入れ、一緒に遊びながら、自信を持って育ててあげるのも大事。

最短で6月19日の開幕を想定しているものの、現状ではまだゴーサインを出せずにいるプロ野球。臨時オーナー会議がオンライン形式で行われ、議長を務めた横浜・南場オーナーは開幕日について「スタッフら関係者らの安全と健康の確保等のやり方がしっかりと定まるかどうかということと、世の中の感染状況がどのように推移していくかを両方見ながら決定していく。緊急事態宣言が解除されれば、すみやかに(開幕への)準備をしたい。プロ野球だけ浮かれているという状況にはならないという点でも一致している」と慎重な姿勢ものぞかせた。

 

球界内からは「開幕に踏み切れるか否かのカギを握るのは、誰が見ても完璧に近い“ノークレーム・ガイドライン”の作成」との意見が強まっており、こんな見解も出ている。

 

「プロ野球開幕に反対するような、いわゆる“自粛警察”からの反発の声は、あちらこちらから各球団に向けられている。おそらく開幕を決めれば『なぜ、こんな時にやるんだ』という批判はどうしても出てくるだろう。ある程度は覚悟しなければいけないが、そういう風潮を極力抑えられるよう、非の打ちどころのないぐらいの感染対策をガイドラインとしてまとめ上げなければいけない」

 

 NPBの斉藤コミッショナーも作成中のガイドラインについて「さらにブラッシュアップさせていく。プロ野球はかつてない危機的とも言える状況であり、球団経営にとっても非常に大きな問題。減収のインパクトは大きいだけに、22日の代表者会議で何とか開幕日を確定させたいところだが…。

 

 

 

公式戦の試合数は143試合から大きく減る見通し。最短で6月19日に開幕することができても、試合数は120。少なくとも1球団23試合分の売り上げが吹き飛ぶことになる。日本のプロスポーツ業界と関連業界が失う経済効果を約2747億円と試算した。競技別の経済的損失はプロ野球が最も大きく、仮に年間試合数が100を下回り、一定期間は無観客などの制限付きで開催した場合、経済的損失は約720億円になると推計した。「日本シリーズまでの日程を考慮し、交流戦の開催を見送らざるを得なかった。交流戦を見送るという決断は重たい決断。たくさんやりたいんですけど、全く環境次第。シーズンは11月末までしかない。できるだけ早くスタートできればいいが社会が許す状況にならないと。(シーズンが)12月に掛けた話というのは、誰ともやっていませんと苦渋の表情を浮かべた(NPBコミッショナー)。選手会との合意により、2月から11月までが“ユニホーム期間”と定められており、それを基にシーズン日程は作成される。とはいえ、選手会との折衝次第ではシーズン延長の可能性はゼロではない。

 

出場試合数や成績が翌年の年俸に影響する選手たちも、同様に痛みを抱える覚悟をしている。某球団の主力選手は「中止になるのは交流戦だけじゃないでしょう。できても100試合くらいじゃないか。年俸が契約通りに払われるとは思えない。正直な話、『減った年俸を取り戻せるなら12月までやってもいい』という人は多いでしょう。ただ、球団によっては『143試合でなくても年俸は保証する』というところもあるかもしれない。他にもオフの期間をどうするか、来季への影響も出てくるかもしれない」と絶望感を交えて予想する。

 

 

1球団の1試合当たりの収入は1億~2億円。年間売り上げは100億~300億円程度と12球団で幅があるが、純利益は多いところでも10億円強。どう転んでも赤字は避けられそうにない。

 

「球団経営は非常に苦しい状況に追い込まれているはずです。収入の大きな柱は入場料。私が経営に関わっていた当時、一軍と二軍のチケット代と甲子園のシーズンシートを含めた収入は全体の約6割を占めていた。試合数が減り、無観客試合が一定期間続くと、1試合ごとの入場料収入がなくなるだけでなく、すでに購入者の支払いが済んでいるシーズンシートの取り扱いも問題になる」(元球団社長)

 

テレビやラジオの放送収入やスポンサー収入にもその影響は及ぶ。某球団の営業担当が明かす。「ローカル放送局の地上波の放映権料は、1試合当たり1000万円程度。無観客開催によって減額もありうる。球団スポンサーや球場看板の広告に関しては、そもそもコロナ禍による試合数減を想定していない。外野フェンスの広告料は球場ごとに違うが、年間3000万円程度。来季の契約更新時に割引をするなど、配慮が必要なケースも出てくるだろう。統一契約書には、今回のような不慮の事態における年俸の取り扱いに関する条文はないと記憶。今季はすでに契約を締結しており、年間の収入を保障する形になっているはず。ただ、球団経営が非常に大きな打撃を受ける中、今季の年俸を減額したいと考える球団もある。仮に今季の試合数が4分の3になれば、年俸の4分の1を減額するなり、何らかの形で手を付けざるを得ない。たとえば年俸1000万円を基準に、それ以下の選手は全額保障する一方、それ以上の選手については年俸額に応じて一定の割合を減額する。これは球団都合の話ですから、選手会と話をする必要がある。選手たちには気の毒ですが、プロ野球という同じ船に乗っているから、私なら選手に理解を求めます」

 

 選手の契約問題については、こう解説する。

「プロ野球の契約とは何が前提になっているのかという問題があるが、プロ野球は記録をベースにして、いろいろなことが決まっていく。球団の立場とすれば、選手契約は大部分を記録に基づいて決める。4番打者に億単位の高給を支払うのは、3割、30本塁打、100打点を挙げることを見込んでいるから。その年俸はあくまで、年間143試合の公式戦と2~3月のオープン戦を予定通りに行うことが前提。たとえ、年間120試合で打率4割を打ったとしても、基準の試合数を満たしていないので、同じような評価はできない。ただ、選手はその分を査定に加えてほしいと思う。どちらの言い分も正しく、選手会との調整は簡単にはいかない。非常に難しい問題。
 今季を公式戦扱いをせず、オープン戦のような参考試合にするのはどうか。選手との契約交渉の際に『今年は公式戦ではないから、ここらへんで妥協しないか』という話がしやすい。12球団の中にも、そうした考えを持っている人がいても不思議ではない

 

たとえ開幕にこぎ着けることができたとしても公式戦縮小によるカネの問題は相当に根が深い。​​​​​​​

 

アヴリル・ラヴィーンヌーノ・ベッテンコート&ゲイリー・シェローン(Extreme)、オリアンティフィル・X(Bon Jovi)、ダグ・ピニック(King's X)らが参加した、The Beatles♪「Let It Be」のカヴァー・ヴァージョンが完成。このカヴァー・ヴァージョンには、計68人のミュージシャンが参加している。

 

 

 

これは、アヴリル・ラヴィーンのミュージカルディレクターで、ライヴ・イベント「Soundcheck Live」の創設者であるスティーブ・フェルラッツォが、新型コロナウイルスの影響で仕事を失い、経済的に苦労している音楽業界の人々を支援する目的で企画したチャリティー・プロジェクト。すべての収益は、MusiCares.org救済基金に寄付される。

 

 

 

 

 

大阪府が新型コロナウイルス対策で実施している外出自粛要請休業要請の段階的解除に向け、府内の感染状況を表すライトアップが、通天閣太陽の塔で始まった。解除の一歩手前の状態を維持していることを示す黄色い明かりが周囲を照らした。

 

 

 府が「大阪モデル」として策定した独自基準を7日続けて満たすことが解除の条件で、この日で4日連続で基準をクリアした。順調に行けば、15日に解除を判断する。

 

 基準は(1)感染経路不明が10人未満(2)陽性率が7%未満(3)重症者用の病床使用率が60%未満-の三つ((1)(2)は直近7日間の平均値)。一つでも達成できなければ赤色、全て達成すれば黄色、黄色が7日続けば緑色になる。

 

 

 大阪を象徴する建造物を通じ、府民に感染状況を分かりやすく伝えるのが狙い。期間は今月末までを予定している。また、空調メーカー・ダイキン工業株式会社も、梅田と新大阪に設置している「ぴちょんくん」も警戒信号に合わせて日没からライトアップすると発表

 

 

「大阪モデル」のニュースを目にして、ぴちょんくん「警戒信号」にしようと決まった。その日以来、急ピッチで気象情報→警戒信号へのプログラム変更。太陽の塔通天閣はともに、大阪の中心より離れている。(ぴちょんくんは)大阪の玄関口である新大阪、それに梅田に設置しているもんですから、より多くの人の役に立つのではないかと考えました」(広報担当)

 

 

 ライトアップは吉村知事がに大阪城通天閣で実施したいと発言していたが、大阪城は明かりの色分けに資材費用として月約600万円がかかるのに加え、作業の人手も多く必要なことから見送られている。吉村知事は、太陽の塔、赤のライトアップは強烈だな。危険度が直感で感じ取れていい。15日が判断基準日だが、みんなで緑を目指し続けよう。 とつぶやいた。

 

 

 

「関西人はがさつ」など、関西はなにかとひとくくりにされがちだが、2府4県の県民性はそれぞれ違う。たとえば、緊急事態宣言後に人出が最も減ったのは、関西の中でも「目立ちたがり屋でデリカシーがない」というイメージを持たれがちな比較的上品なイメージの京都でも兵庫(神戸)でもなく大阪だった。

 

 

大阪人は協調性が高く、空気を読んで楽しいムードを作るのが得意。“人に嫌われたくない気遣い屋さん”なので、ルールは重視するはず」と分析する。緊急事態宣言を受けて人出が一気に減ったのは、大阪人が持つ「気遣い」の功績とも言えそう。

一方で、気を遣いすぎて気疲れする一面もある。「ワイワイするのは好きなのでリモート飲み会なども楽しめそうだが、楽しませようとがんばりすぎてコミュニケーションストレスを感じるかも。アロマの香りや、ペットとのふれあいでリラックスするといいかも」

大阪人の笑いへのこだわりは、人への気遣いがベース。気疲れした時には、癒される時間を作りたい。

 

 

TBS系で4月18日から5月3日までの土、日に放送されたドラマ『JIN~仁~レジェンド』のすべて土日の午後2時から3時間弱という長丁場にも関わらず、全6回がすべて2桁視聴率だったことが分かった。同ドラマは一期は09年、完結編は11年にそれぞれ放送。今回はそれを再編集して放送した。 2日放送回は10・6%、最終回となる3日放送回は11・3%だった。

 

 

 

普段ならば外出が多い時間帯だが、緊急事態宣言を受け、在宅率が高まったことも影響したと考えられる。 また、ドラマ内でたびたび映った手術シーンでは、主人公やその弟子達がゲホゲホ布マスクを着用しており、ネットでも話題となった。大ヒット要因となった3つの理由・・・

 

主人公(大沢たかお)が感染病コロリ(コレラのこと)の治療に奮闘したり、多くの人類を救うことになる新薬ペニシリンの普及に寄与したりするエピソードが、いま、新型コロナウイルスに不安を覚え、一刻も早く特効薬が求められるわれわれにとって、非常にタイムリーに映る。

直近大ヒットした日曜劇場『テセウスの船』と同じく現代人が過去へタイムスリップ。「未来を知っている主人公の行動によって歴史が変わってしまうのか問題」がスリリング。

 

「神は超えられる試練しか与えない」というメッセージに励まされる。

 

 

 

 

 

「このドラマは、現代に生きる脳外科医・南方仁(大沢)が、ある事件をきっかけに江戸幕末にタイムスリップ。当時猛威を振るっていた感染症と向き合い、身の危険にさらされながらも、人の命を救おうとする医療従事者の生き様を‘09年、‘11年『JIN-仁-完結編』と二度に渡って描いたヒットドラマ。

江戸の街に伝染病
”コロリ(コレラ)”が蔓延して医療崩壊に見舞われる様、隔離と予防が感染を弱める要素など苦境に立ち向かう南方仁の姿が、
・・・新型コロナウイルスと格闘する医療従事者や、感染拡大に苦しむ、我々自身の姿を見るようで胸に迫るものがあり共感を呼んだ。緊急事態宣言を受け、在宅率が高まったことも追い風になるなど、再放送であっても高視聴率を叩き出した背景にあったと思える」(報道番組関係者)

 

 

 

 

しかも時代は幕末の動乱の最中。”禁門の変”が勃発して、京の都は焼け野原。独力で開発した治療薬・ペニシリンも底をつき、救えるはずの命も救えず「俺は無力だった」と天を仰ぐ、大沢たかお演じる南方仁の演技にも胸が締め付けられる。主演の大沢たかおは・・・

「同じ時代に生きる仲間たちと支え合い、皆で試練を乗り越えて行く姿を是非ご覧ください。“神は乗り越えられる試練しか与えない”

とコメントしている。ドラマの中でも繰り返し語られるセリフ“神は乗り越えられる試練しか与えない”。この言葉こそ、東日本大震災で心が折れそうになっていた我々を、一体何度励ましてくれたことか。その名言と共に甦ったドラマ「JIN-仁-」には、あまり語られていない秘話がある。

大沢たかおの俳優人生も、試練に継ぐ試練の連続・・・モデル時代。パリコレ進出を夢見てオーディションを受けるも、不合格。描いていた夢を叶えられずに帰国。その後、俳優に転身。蜷川幸雄演出の『真夏の夜の夢』でイギリス公演を成功させ、ドラマ『劇的紀行 深夜特急』での経験も評価され、”世界進出”を賭け、大役に挑もうとした・・・。実はドラマ『JIN-仁-』の撮影に入る前に、名匠マーティン・スコセッシ監督の映画オーディションに合格していたが・・・ファイナンス問題で映画自体が消滅。掴みかけていた世界進出のチャンスを失ったショックから、『JIN-仁-』の撮影前に日本から逃亡。電話すらシャットアウトして、ロンドンの民家に3カ月間籠った。「掴んだはずのチャンスが、後一歩のところで・・・やはり俺には叶わぬ夢なのか」そんな葛藤を抱き、日本との連絡を絶ってロンドンへタイムスリップ。しかし異国の地で『JIN-仁-』の役作りをする内に、ある思いにたどりつく。

『俺はなんのためにこの時代へやってきたのか』ともがき苦しむ、南方仁”数奇な運命”と向き合う内に、“神は乗り越えられる試練しか与えない”という悟りの境地にたどり着いた」

そう気づいた時、大沢たかお南方仁の中に、自分の進むべき道を見つけた。結果、このドラマは‘09年に放送された第1期の全話平均視聴率19.0%(最終回25.3%)。作品の評価も高く、なんと国内外で33の賞を受賞。さらに‘11年『完結編』では、前編を上回る全話平均視聴率21.3%(最終回26.1%)を記録。世界80カ国で放送され、大沢たかおにとって名実ともに”世界進出”の足掛かりとなる作品となった。

 

 

『JIN~仁~レジェンド』では過去を変えてはいけないと主人公は悩む。これは単に歴史を変えてはいけないということではなく、「生命」に関する問い。過去、死ぬはずだった人物を南方仁が生かすことで、後に生まれるべき人が生まれてこない可能性がある。ひとりの人間()が見知らぬ誰かの人生を変えていいものであろうか・・・と。

 

 

「バタフライエフェクト」という、一匹の蝶の羽ばたきが竜巻を呼ぶというような、至極ささやかなことが回り回って大きなことに波及する現象になぞらえた、主人公の迷いも、今、我々はちょうど味わっているところである。外出自粛営業自粛のいま、自分だけなら……と思って外出することが誰かの感染につながるかもしれない。他者に影響を与えないように、誰とも触れ合わず、家にこもること。1人ひとりの自覚がいま、問われている。

 

生と死、その極限状況に置かれたとき、人間はどうするのか。はこれまで、ただただ、今、やれること、その最善を尽くすことを選んできた。 いま、目の前の隣人を救うにはどうしたらいいか。生きているこの国をより良くするにはどうするべきなのか。の選択はわれわれに希望をくれる。「神は超えられる試練しか与えない」という言葉にはなんの根拠もないが、そう思うことで、今の苦しみをなんとか耐えられるような気がする。

 

 

 

 

 

いまだに終わりの見えないコロナ禍。 ちょっとした言葉でもなんでもいい。いま、この時期、支えになるものが欲しい。そんなときに再放送された『JIN~仁~レジェンド』。本放送から10年近い時を超えて再び、日本人の心に希望の光を照らすことが、時を超える主人公・の物語と重なって、いっそう胸を打つ・・・。南方仁のような“救世主”を待望する人々の思いが、ドラマの再人気に表れている。見応え十分。何度も視聴するに耐えうる普遍性のあるドラマである。

 

愛知県豊田市民が作った「愛知県の偏見地図」が話題を呼んでいる。

 

 

豊田市は大手自動車メーカーのトヨタ自動車が本社を置いていることから、一部が「独立国家トヨタ」、その他が「一面のクソミドリ」となっている。工場や子会社がある、みよし市、刈谷市、安城市、知立市は「トヨタの植民地」この投稿は約3万件の「いいね」を集め、

 

「ナガシマスパーランドは三重県だから取らないで・・・(震声)」


「幸田町ってそんな得体の知れない所って思われてるのか...」


「クソミドリ...(泣)でも合ってるから何も言えない...」

 

なかでも三重県桑名市にあるナガシマスパーランドが愛知になっていることに対しては多くのツッコミが寄せられた。この他、地図への補足や「?」になっている幸田町に関する情報が寄せられている。

 

なぜ、このような地図が作られたのか・・・外出自粛で暇になった時間を使って地図を制作。それぞれの地域のイメージはこれまでに訪れた時の感想をもとにしている。地図への反響については、「たくさんの共感の声と共に、画像を見た地元の方が情報を教えてくださったので勉強になりました」と話している。

 

 

 

名古屋市内は区で細文化され、名古屋駅が位置する中区・中村区あたりがビル都会」、大学が集まる千種~昭和区学校大学」、イケメンゴリラのシャバーニがいることで話題となった東山動物園は、そのまま「イケメンゴリラ」続いて名古屋市より岐阜よりの尾張地方。代表的な都市である一宮市「結構でかいベッドタウン名古屋から独立したい」犬山城があることで知られる犬山市「文化的な街」となっている。野外博物館のリトルワールドでは世界各国の民族文化を紹介、明治村では明治建築を保存展示していることからそのように表現したよう。

 

 

 

三河地方の海側では、東三河の代表的な都市である豊橋市の中心地が「程よく都会」となっている。西三河で岡崎市は徳川家康誕生の地であるためナイフ徳川家康」西尾市は抹茶の産地であることからお茶お抹茶」となっている。「東海地方の玄関口」は言うまでもなく飛行機中部国際空港(セントレア)

 

 

「偏見」だとしているが、ある意味では地元民が「本音」で見た愛知の姿だとも言える。実際、この地図によって初めて知ることも多かった。新型コロナウイルスが落ち着いたら、地図を片手に気になる街を巡るのもいいかもしれない。