ベトナム中部での遠征話に乗っかって参加

 

させてもらいます

 

4月のVADシーズン入りからブンタウ、ベンチェと通っていますが

 

未だに登録は小さいガマアンコウ一匹のみです

 

このままバラマンディカースト最下層を漂うのは嫌だと

 

いうわけでなんとか納得できる登録魚をということで

 

遠征に同行させてもらいます、狙いはカンパチらしいです

 

今回のメンバーは4人

 

HCMからはS我さんS古さん自分

 

現地合流でコーディネーターも兼ねて

 

くれるT本さん

 

自分は初めての場所で不慣れながらも

 

S古さんS我さんのサポートで準備、心得を聞く

 

夕方の便でHCMを出発しホテルに

 

チェックイン、そして仮眠後

 

2時半に出航というところまで無事に漕ぎつけました

 

 

ポイントには6時ごろ到着予定だそうでそれまでは仮眠

 

だそうです

 

仮眠場所のキャビンはエンジンルームの真上で

 

直下でOHVエンジンが規則正しく回転しています

 

みんなで雑魚寝ですが、エンジン音と揺れで

 

寝れそうにないです

 

ふとここの港についてベトナム人に聞いたエピソード

 

を思い出す

 

ここはベトナム戦争終了後、国の行く先に不安を

 

感じ国外脱出を図った、政治、経済難民いわゆる

 

ボートピープルの出発点になったところで

 

有名だそうです、夜中にキャパオーバー

 

の船底にジッと声を潜めて、行く先の不安にかられ

 

僅かな水と食料、ベトナムの公安の目を逃れて

 

運よく沖に出ても所持品目当てのタイの海賊

 

の出没、家族全滅を防ぐためバラバラでの密航

 

故の不安、形容し難い心境だったでしょう

 

自身の父がボートピープルで日本に

 

たどり着いた彼の言葉だけにリアルです

 

そんなことを思い出しながら

 

今夜は長い夜になりそうだと..............

 

 

その時トントンと肩をつつかれます

 

そっちを見るとT本さん

 

 

外を見ると朝日がギンギン照らしています

 

 

船上ではそれぞれ慌しく準備をしています

 

 

自分はほっぺに船の床板の木目とよだれがクッキリ

 

爆睡しとるがな!

 

 

そそくさと用意を始めます

 

と言っても、何日も前からジグの配置

 

スプリットリングのボックス

 

プライヤーの配置などは何回もしてるので

 

早いです、でタックルベリーホーチミン特売の

 

ジグパラブルーバック300gをポチャン!

 

140mまで落として一投目始めます

 

えっと、ワンピッチで、1,2,3

 

ズギューン!

 

ブチン‼

 

 

ソリッドリングから切れてます

 

 

いきなり心の準備もドラグも..............

 

な時にヒットでした

 

活性高い?

 

 

すぐに船首がわのT本さんにヒット!

 

手慣れたやり取りで今日下ろした

 

オシアジガーとグラップラーに入魂です

 

 

おめでとうございます

 

というか直後にもう一丁!

 

持ってますねえ!2連チャン!

 

 

と言ってるうちにS古さんにヒット!

 

これまた手慣れた手つきで140mから上げてきます

 

 

そうこうするとS我さんにガツン!

 

電動ジギング炸裂です

 

 

自分にもアタリはあるのですがリーダーの先から

 

プツン!

 

活性高いのかジグパラを落とす最中にも

 

「あれ?落下が止まった?」でヒット!

 

でプツン!

 

船長激おこ!

 

申し訳ないのでリーダーをT本さんに結んでもらう

 

通称 タキノット

 

 

これが功を奏して

 

 

ありがとうございます

 

船長には「ベビー!」と笑われてしまった

 

 

 

確かに小さかった

 

T本さんからは「これくらいが美味しいんやで!」

 

と慰めの⁉言葉をいただきました

 

 

 

 

 

 

波は穏やか

 

昼ごはんは船上で調理してくれた男の野外めし?風

 

 

終日いい感じでこの日は終わります

 

ここの海域に詳しいT本さんによるとこんな日は珍しい

 

とのことでした

 

 

良かった良かった

 

で一日目終了