[2013.5.22]
「死体」 と 「笑顔」 が転がる早朝のバンコク・スワンナブーム空港
そんな国際空港を、農民丸出しで歩く新婦のお母さん(中央↓)がたまらない><
次回は10月の再会を約束して、今年2度目のタイに別れを告げた
経由地台北から名古屋へ向かうチャイナエアー
幾人かの日本人フライトアテンダントも乗務していたが
台湾人アテンダントも皆、片言に日本語を話して対応していた
このときの私はまだ、2年の外国生活を終えたばかり
公共の場で日本語が聞こえてくるということ自体が不思議だったこの頃
とは言っても、日本に着いてしまえばもちろん日本語を話す
日本にいて 「お飲み物はいかが致しますか?」 と聞かれれば
即答で 「赤ワインください!」 と言える
逆に外国にいるなら自然と英語が出てくる
"Would you like something to drink?"
と言われれば、自然と
"Red wine, please!" / "Can I have red wine, please!"
と答えるだろう
もちろん外国にいるときでも相手が日本人なら
これも自然と 「赤ワインください!」 と言うだろう
しかし
舞台は最も中途半端な空間
日本行きの飛行機の中
日本人乗客がたくさん乗っている
日本語が通じる環境
とはいえ!
まだここは日本ではない
飛行機は日系でもない
日本のような外国のような・・・
そんな中途半端な環境の中で
“外国人顔” のアテンダントが
“外国人の発音” して
「オノミモノイカガイタシマスカー?」
なんて言ってこようもんなら・・・
とっさに出てくる言葉は
“赤” Wine, Please!!
通路を挟んで隣に座っていた関西のおばちゃんがうれしそうに
ニヤニヤした顔して
「ほれ、つまみやでぇ~」