SAPIXのさぴあの2019年12月に逗子開成の校長先生インタビューがでており、その中でそうだよなーと思えるのがあったので、感じたことを。

今の世の中、不自由なことは少ないし、便利で、何でも手に入ります。
そして、辛いことに自ら飛び込むことはなかなかできないので、こういうのはこれからの時代必要なことのように思いました。

体験から、失敗から学ぶことが、本当の学びのように思います。
とはいえ、ただ単に体験すればよいわけでもないので、そのあたりを学校がどう生徒に落としこんでくれるのかな?
と思います。親が話をしてもなかなか入ってこない年頃なので。

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高橋 泳げるようになっても、遠泳が嫌いな生徒は、おそらく半分ほどいると思います。でも今の時代、嫌なことは学校でしか経験できません。中2になると「防災キャンプ」があって、学校に泊まって非常食を食べる生活を体験します。けっしておいしくないご飯を食べて、硬い体育館の床で寝るのはつらいですよね。学校行事には楽しいものがたくさんありますが、こうした楽しくない行事も必要だと思っています。
ー出典:さぴあ2019年12月ー
http://www.sapia.jp/interview/interview/1912e.html