あじさい

六月のしなやかな手が
つくりあげたまり あじさい
ときどき風がよってきて
ふあん ふあん ついて遊ぶ



花びらを
七色にぬりかえていく
六月の手は 魔術師
花を球形の音楽堂に
仕立てると
あぶやはちたちがやってきて
チェロやハープの響きをたかめる
バレリーナの蝶もくる



太陽の光りも
夜露の真珠も
はなのみがきて



きのうからきょうへと
満たされて
あじさいのほほえみは
いよいよやさしい


 



 
この詩を国語で習っている頃
練馬に転校することが決まり
とても寂しく思いました。


親友とよべる友達にも自分からは
一切伝えませんでした。



でも一学期の終業式の日に
担任の先生がクラスのみんなに
話しました。









ふじのたかねを
あおぎつつ ひろがる大地
武蔵野の
ゆたかにそだつ学舎に
のぞみたかなるわれら われら
のぞみたかなる くるめ小学校




40年以上経ちます。
美しい校歌をまだ覚えています。