パウンド・フォー・パウンドで競う井上とクロフォード。


共に無敗、共に二階級で四団体統一王者。

まさに互角の実績と言える。


そんな中、井上だけ「階級を上げろ」とか、階級上のチャンピオン達が次々と井上と戦いたい、と声を挙げる。


クロフォードには、そう言う声が聞こえてこない。

もしかしたら、米国国内ではあるのかもしれないけど。


何故、井上だけ階級上げろ、と声が出るんだろう。


過去に複数階級制覇したボクサーは沢山いる。

どのボクサーにも言えるが、最初の階級が一番強くないか(笑)


例えば、ロマゴンがミニマム級で新井田豊をワンサイドでKOしたのは衝撃的であったし、ロベルト・デュランもライト級時代の強さは語り草。


ロマゴンにしろ、デュランにしろ、その後、階級を上げて世界チャンピオンになっているが、共にKO負けもあったりして、絶対王者、とまではならなかった。


井上がフェザー級を制覇したとしても、バンタム級辺りの強さを維持が出来るか。