何かと批判の対象になりやすいJBC。


1952年に帝拳ジムの本田明氏が立ち上げたJBCの歴史を見ても、帝拳ジムには忖度しまくる(笑)


例えば、以前までは網膜剥離に罹ったら強制的に引退ルール。

これに従い、日本フェザー級一位の飯泉健二は網膜剥離に罹り引退。

飯泉健二は当時、非公認だったIBFに移り試合した。


そんな最中、カリスマ的に人気が絶頂にあった辰吉丈一郎が網膜剥離に。

ところが、JBCは辰吉に引退勧告せず、「世界戦のみ国内で試合していい」と言う特例ルール。

当時、飯泉健二は「何故、辰吉だけ」と不満を隠さない。


JBCの本音は薬師寺戦で視聴者50%を記録するようなボクサーを手離したくない、と。


その時に自分は、「あぁ、JBCも何かと弱い立場なんだな」と。


長いものに巻かれろ、じゃないが、強い、或いは、人気あるボクサー中心なのであろう。


今で言うと、ボクシング界の中心は井上尚弥。

当然、井上尚弥中心にJBCは動く。


ネリと井上尚弥が試合するとならば、当然、ネリの永久追放も解除。

そこに一貫性が無い、と言う批判も理解するが、そもそも、辰吉丈一郎の網膜剥離をOKしてきたJBCを見てきた人間であれば、またか、とならないのかなあ。


今回のネリの追放解除には、多分、裏で帝拳ジムも動いている気がする。


帝拳ジムの承諾無しにネリの追放解除は出来ないでしょう。


今後も井上尚弥中心にボクシング界は動くんであろうなあ