四回戦と言うのは、試合に勝つと自信を付けて強くなったりする。


そこで、新人王戦が効果がある。


新人王戦はトーナメントなので、試合に勝つと次の試合が近くにあり、短期間で強くなる、と。


後々の日本スーパーバンタム級王者の渡辺純一の新人王戦の一回戦をたまたま会場で見てたが、そのボクシングは荒々しく喧嘩ファイトであった。

そんな渡辺純一が東日本新人王になると、全日本新人王戦で相手は西の仲里繁。

これも会場で見ていたが、激しい打撃戦の末、仲里繁の判定勝ちも渡辺純一の成長も光った。


新人王戦がチャンピオンの登竜門と言われるのも納得。

思い出す限りで、ファイティング原田、輪島功一、鬼塚勝也、畑山隆則、竹原慎二、徳山昌守、尾川堅一が全日本新人王から世界チャンピオンまで上り詰めた。


一方で新人王戦で敗退しながら、後々の世界チャンピオンがセレス小林、長谷川穂積、西岡利晃と、レジェンドが揃う。


そんな新人王戦も、今では出場選手も減り、中々試合キャリアを積めなく、新人王になっても、淘汰されていく。