ボクシングジムは誰でも設立出来るが、ジムからプロボクサーとして試合をするならば、ジムはプロに加盟しなければならず、加盟金が必要。

この加盟金制度が出来たのは1990年代半ばで、元世界チャンピオンなら加盟金200万円、元地域チャンピオンなら加盟金500万円、それ以外は1000万円と高額だ。

で、会長が代わる場合、妻や子供は無償でジムを継げるが、それ以外は、改めて加盟金が必要となる。


その為、会長がジムを引退すると、そのままジムが閉鎖になるケースがままある。


ヨネクラジムの米倉会長は高齢でジムを閉鎖した。

奥さんも高齢で、息子さんは医師で、ジムを継げる人がいなく、米倉会長は「ヨネクラジムは一代限り」と生前に言っていたよう。


こうして老舗のボクシングジムが会長の引退と共に閉鎖が続く中、新規のプロのジムが増えてこない。


元世界チャンピオンの内山高志、西岡利晃、長谷川穂積はジムを設立させたが、いずれもプロへ加盟しておらず、プロは育成しない方針だ。


ゆくゆくは、井上尚弥もジムを開くと思われるが、どう言うジム形態になるのかなあ


プロのジムが減り、必然と選手が減り、日本ボクシングの先々は憂いしかない。


余談であるが、本業のかたわら、本業の休みの日は日雇いで建設現場で働いている(笑)

で、毎回各地の現場に派遣されるのだが、そこで思わぬボクシングジムを発見したりする(笑)

この前は、元日本チャンピオンの中野吉郎の、なかよしボクシングジムがあったり、千葉県津田沼で石丸ボクシングジムもあった。


石丸ボクシングジム、まだやってるのかなあ


昼間に見たので、まだジムは開いてなかったけど。