ヤフーニュースに記事が挙がっていた。


昨年の年の瀬、井上尚弥の統一戦前に行われた日本バンタム級タイトルマッチ。

またモンスタートーナメントの決勝戦ともされた。


王者の堤聖也も挑戦者の穴口一輝も、共にアマチュアでタイトルを獲得する等、確かな技術と経験があり、それでも事故は起きた。


ここ25年間で日本タイトルマッチで死去した試合は3例目。


松倉VS大雅、田中VS名城、そして、堤VS穴口。


いずれもラウンドの終盤、また階級もスーパーフライ級とバンタム級と軽量級。

そして、試合も一進一退、と。


一進一退の試合だと、どうしてもストップに躊躇があり、結果として最悪の事態になった。


イスマエル・サラスは言う、トレーナーの一番の仕事は「選手を無事に家に帰す事」と。


誰が悪いとは言わないが、試合を止められないと、こうなる。


選手は本能でファイティングポーズを取るのだから。