練習には、縄跳び、筋トレ、イメージトレーニングがある。


縄跳びは上半身と下半身を連動させるので、上下の運動に最適だし、汗も出やすく、減量にも向いている。

足のつま先で飛ぶ事でリズム感も出る。


筋トレも必要。

腹、背筋、手首、首、足腰を筋トレで鍛えて強化していく。

井上尚弥が、八重樫東に筋トレを指示してもらって、八重トレ、と。


イメージトレーニングは、ジムで行わず、普段日頃からボクシングの事を考える。

自分が所属していたジムの石橋会長は、元日本バンタム級チャンピオンで、矢尾板貞夫や米倉健志と試合してる。

そんな石橋会長がよく自分に「毎日ボクシングの事ばかり考えてた」と。


イメージ出来る事はいくらでもある。


相手がジャブを打ってきたら、ダッキングして避けて、そのまま左フックを打つ、とか。

実際、イメージ通りに動ける事はあったりする。


最後に、世界ミドル級タイトルマッチを控えた竹原慎二に、トーマス・ハーンズが竹原に「竹原よ、ハードに練習しろ、ハードにな」とメッセージを送った。


輪島功一

「練習は根性、試合は勇気」