2024年が始まった。


今年も宜しくお願いします。


ショッキングな話もあった。

国際ジムで日本バンタム級チャンピオンになったクラッシャー三浦が、引退後、国際ジムでトレーナーに就き、セレス小林を世界チャンピオンに、トラッシュ中沼を東洋太平洋チャンピオンに育て上げ、セレス小林もトラッシュ中沼も共にアマチュア経験が無く、よりクラッシャー三浦の手腕が注目された。


そんなクラッシャー三浦が約20年前にドリームジムを立ち上げて、プロを育成していたが、昨年、ジムは閉鎖。


昨今、名だたる世界チャンピオンの長谷川穂積、西岡利晃、内山高志もジムを立ち上げたが、いずれもプロ選手を育成していない。


多くの方にボクシングを知ってもらう為に、フィットネスをメインとしたボクシングジムも良いのであるが、プロ選手が育たないのも競技の衰退に繋がる。


フィットネスジムとプロを育成するジムの両立は難しいのであろう。


井上尚弥があれだけ強くても競技人口が増えないのも、民放の地上波からボクシング中継が減ったのも理由であろう。


打開策が見えない現状ではあるが、前向きに取り組むしかない。