当時、亀田興毅は協栄ジム所属で、WBA世界フライ級王者は同門の坂田健史、WBC世界フライ級王者はポンサクレック。

必然とポンサクレックが標的となるが、このポンサクレックは同タイトルを17度も防衛している屈指の名王者。


そんなポンサクレックが、32歳の内藤大助に破れ、王座陥落。


新王者となった内藤大助に休む間もなく亀田大毅との初防衛戦が組まれ、ランキングに入ってなかった亀田大毅が15位にランクされた。


以下、当時の内藤大助は不満を隠さない。

「正直、イヤだった。ポンサクレックが終わって3か月でしょう?今まで義務で3か月というのはあったけど、今回は義務じゃないでしょ。オプション買ったのにも関わらず、やらなければいけないのは亀田の都合でしょ?最年少記録更新を狙わせるためという」


つまり、亀田側は内藤大助の実力を見下してるのが分かる。

ポンサクレックに勝ったとは言え、32歳と言う年齢、そう上がり目は無い、と判断されたのだろう。


試合前、亀田大毅は吠えまくった。

「ゴキブリ退治や、負けたら切腹する」と。

内藤大助も「亀田を倒すのは国民の期待」とやり返す。

今振り返っても面白い(笑)


試合は周知の通り、内藤大助の圧勝であったが、劣勢の亀田大毅が反則をした事で試合は大騒ぎとなった。


こうして世界のフライ級は内藤大助、坂田健史が君臨し、亀田兄弟にとって、如何に内藤大助を崩すかになった。


休憩、休憩しよ~(笑)