あまり知られてない昔の優れた子育て | 知ってはいけない話のネタブログ

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ネットによる個人の解放

 
”子どもは動物と一緒なんだから
殴って調教しないとダメなんだよ。
いまの学校の先生はかわいそうだね。
体罰禁止とかで子どもを殴れないからな”

たまに 聞きますよねこういうの。
子供を殴らなかったから
子供がつけあがるなて恐ろしい論理です。

動物を調教するときに、殴ったりします?
高度な訓練を必要とする場合、暴力で動物を
怖がらせたら、ついてきませんよね。

動物を調教する場合、
まずが全力で動物に愛情をかけて世話をし、
人間と動物が一緒になって遊び、
人間と付き合うことは楽しいことだと教え込みます。
動物は正直です。

警察犬、盲導犬、麻薬捜査犬などは、
仕事をすると楽しいということを徹底して、
教え込みます。馬などを調教する場合も同様です。

そうすることで、犬や動物達は、
人間と一緒に働くことが生きがいになります。

問題を起す子どもには、親から殴られて
(厳しくしつけられて)育てられた子や、
親による子育ての放任のため、
人との協調がうまくいかなくなってしまっている子が
多いそうです。

子供をたたいて叱るのは明治以降になって
西洋式子育てが伝わってからといわれてるそうです。
明治以前はどうだったかというと
江戸時代後期に来日したカール・ツンベルクという
スウェーデン人は、

「注目すべきことに、この国ではどこでも子どもを
ムチ打つことはほとんどない。
子どもに対する禁止や不平の言葉はめったに聞かれないし、
家庭でも船でも子どもを打つ、叩く、殴るといったことは
ほとんどなかった」と紀行文に書いてます。

明治維新後、すぐに来日したアメリカ人の
動物学者エドワード・シルベスター・モースは、

「また私は、いままでのところ、
お母さんが赤坊に対してかんしゃくを起こしているのを
一度も見ていない。
私は世界中に日本ほど赤ん坊のために尽くす国はなく、
また日本の赤ん坊ほどよい赤ん坊は世界中にいないと確信する」

「いろいろなことがらのなかで外国人の筆者たちが
ひとり残らず一致することがある。
それは日本が子どもたちの天国だということである。
この国の子どもたちは親切に取り扱われるだけでなく、
他のいずれの国の子どもたちよりも多くの自由を持ち、
その自由を濫用することはより少なく(中略)
日本の子どもたちが受ける恩恵と特典から考えると、
彼等はいかにも甘やかされて増長してしまいそうであるが、
しかし世界中で両親を敬愛し、老年者を尊敬すること
日本の子どもほどのものはいない」と書いてます。

かつて、子どもに暴力を振るうことが少なく、
そうやって育てられた子どもは、親や老人を敬愛し、
尊敬していた文化は、だんだんと消えつつある気がします。

親から体罰や虐待、暴力を振るわれた人は、
自分が同じことを繰り返す傾向にあるそうです。

最近の研究ではこの日本の昔の子育てのような
やり方が素晴しいと報告があります。

しつけという洗脳に我々もかかってるのかもしれません。
昔の子供はしっかりしてたそうです。

恐怖は結局、恐怖しか生まないんでしょうね。

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