たいくつ写真集。緑色が嫌いな方は離脱オススメです。

 

ひよどり山。いわゆる小宮公園を散策しました。

以前すこしだけカジリましたが、ある日の夕刻に時間が出来たのでたっぷり1時間掛けて、ほぼ一周見られたと思います。

 

小宮公園は高地の真ん中が窪んだ構造になっており、その窪んだ地帯に湿地が広がって非常に豊かな自然が拡がっています。例えはおかしいですが、劣化版の尾瀬、劣化版の上高地、劣化版の戦場ヶ原、劣化版の奥入瀬のような趣です。(ちょっと褒め過ぎかな。)

 

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駐車場の近くにチャリを停め、中へ踏み入っていきます。

公園内は(マウンテンといえど)自転車進入禁止です。

駐車場から一歩遊歩道に入ればそこはもう異空間。

 

急な階段を降りていきます。

(降りるということは最後は上りが待っている)

小宮公園は窪地で、窪んだところが湿地帯になっているのでそこへ向かってひたすら下っていきます。

けっこうな高低差なんですよ。最大で50mくらいはあるんじゃないかな。

 

下り切ると、戦場ヶ原っぽい、上高地っぽい板張りの遊歩道が現れます。

下はグッチョグチョの湿地だからこういうものが無いと歩けないというわけです。

 

地面をご覧ください、緑緑緑緑。スキマは無しです。この公園は市街地にあるのですが、ココと市街路は空気感がまるで違います。ひんやりし、湿気、匂いも違う。

 

 

弁天池ですね。

そんなに良いもんでもない。見た目、汚い水たまりです。

 

祠や鳥居があります。

天気いいねー

 

ブナやナラの豊かな雑木林を往きます。

癒やされますよ。

 

右折すると、ひよどり山(正体不明)へ行けるようです。経験なし。

きつい登り坂のようで、辛いですが仕方がない、行ってみましょう。

 

登る登る

 

墓地に着いちゃった。

少し経路を間違えている。

 

公園の外郭づたいに進みます。

 

このへんを「ひよどり山」と呼ぶのかな。

一番標高が高く、少しだけ見晴らしのよい平地が拡がっていた。そしてそこは、墓地と農地だった。

 

眺めがいいですが、猛暑です。日陰がない。日なたは行くのがキツイよ~

 


 

モニュメンタリーな、カタチの良い大きな樹が立っている。

もしかして、ここが”ひよどり山”では?

 

ビンゴ。看板に「ひよどり山」とあります。到着~。

なるほどね、ここがそうだったのか。

 

柵の外側へ出ると、狭路と農地が拡がっていました。

あまり通る人も居なさそうです。

 

対面まで到着しましたので、

そろそろまた湿地帯へ降りて、帰路に着きたいと思います。

 

鳥と蝉の声がギャースカうるさいです。

この周辺の鳥と虫が全部集まっちゃったのでは?と思うほど。

 

 

ずっと周りには水、小川が流れています。猛暑ですが、この窪地だけは涼しげです。

納涼散歩には最適。

 

 

あら、通行止めだわ。

樹木倒壊のおそれありとのこと。

 

てか、バッチリ倒れてるじゃん。

 

思いっきりバリバリ、何本も倒れてるじゃん。巻き込まれて倒れた樹もあるようです。

足元の緩い湿地、昨今の大雨や大風、倒れるが大自然という気はします。

倒木によってかなりの通路が塞がれて、通行止めとなっていました。

 

湿地帯をあとにし、上りに入ります。

 

ひたすら登坂路。急な階段。

 

管理事務所に帰ってきましたね。

 

 

1時間強のお散歩道でした。

 

わざわざこの為だけに来ようとは思わない場所ですが、上高地や戦場ヶ原が恋しくなったら、ここに来て癒やされようと思います。違うんだけど、フンイキは味わえる。「ご近所の散歩道」と言うには贅沢過ぎる空間です。自宅から近くないのが悔しい。(家族は誘っても絶対こんなとこ来てくれない!)

 

外界(下の方の道路)と一番高い場所での高低差は、58m程度でした。

自転車で来る場合、経路によっては激坂区間もありますが短いのであっという間。