前々回、前回の酷使で、刃先に木片の焼け焦げを大量に着けてしまった、大日商の6x6ビットです。えーん

もう寿命なのか、そうなのか。

 

CRCをつけて鬼擦りしても、まったく落ちません。

もうダメなのかなぁ~ 焼き付けてしまったのかな。

 

そこで、少しネット上の情報を漁る。「ヤニ落とし」という重大なキーワードが見つかりました

なに、ヤニ落とし。なるほど!これはヤニ焦げとまるで同じものだ。物性が同じなら、ヤニをよく溶かす簡単マイペットで落ちるのでは?

 

簡単マイペットを少量用意。

これにビットを少し浸してから、

 

爪楊枝にもマイペットをつけ、針先でこそげ取るように擦る。

うわ!落ちる!

 

うわわわ、凄い、みるみる溶け落ちてゆく!

ビットの焦げ付き清掃の決定打を見つけた!

 

なんか、溶ける!こびりつきが。擦るまえにもう溶け出して来てるじゃないか、焦げ付きが!

 

オイルを塗って拭いてみると・・・まったく曇りがない。刃の欠けもヨレもありません。

 

うわわ、これはもう新品同様だ。

 

最高のメンテです。

よし、今度から大事なビットはこの方法でメンテしよう。

最後の方は切除端面に焦げが見られました。これならば初期性能を期待できそうだし、また焦げたらすぐに復旧できる。

 

新品(2000円以上します!)を危うく再発注してしまうところでした。

 

工具やツールにもポンポン2千円単位で放出していたら、想定予算をあっという間に越えてしまいます。コスト縮小も今回のテーマですからね。次回から、このメンテ方法を作業後のルーチンに加えることになりました。