本日は写真集的な感じです。

 

本日の題材はこれ。

 

先日購入した、Q-24という24/192kHzのI/Oを備えた、USBオーディオI/Fですね。

 

これを開けて、中身がどうなっているのか?一応見ておきたいと思います。性だね、

 

開腹~

 

ま、そっけなく簡素ですね~。

 

高級なオーディオ専門パーツがざくざく・・・などということは決して無く。一般的かつ汎用なSMTパーツがずらりと並んでいるだけの高密度実装です。実用品はこれでいいんです、少なくとも所謂プロの作るものは大体こうです、質実剛健ですね。(例えるならプロ中のプロ、アナデバのOPアンプの中身のようなものです)

 

私が一番気にするのは、プロセッシングのチップセットに何を使っているのかですね。

 

私もこの筋詳しいわけではないですが、脚の数でなんとなく分かるものです。

それにしても、部品番号じゃなくて定数がシルクで入ってるのか。こいつは凄いな。

 

脚が一番多いのはこれだから、この辺りかなぁ・・・

あっ!これは。

CM66.... とある。刻印が掠れて見えないがもしや

 

絶対コレだろ。

 

 

CM6631A。

ある筋で少しばかり著名なDDです。結構良い石積んでるじゃないかぁ~。激賞している方もいる。これは予想外です。

 

でも、ブロックダイアグラム見てもこの石だけではAD/DAが出来ないはず。とすれば他にあるはずだぞ。

裏面なのか?一応確認したけど、両面実装ではなかったです。ただの片面SMT。まあそりゃそうでしょう。

 

とすると、この中にあるぞ。

 

やっぱりこの辺りなのかなぁ・・・。ぱっと見DACには見えないけど?

14PIN-DIPって・・・ ピンが少ないからΔΣかな?

ちょっと検索掛けてみると、、

 

これが臭いぞ。

https://www.digikey.jp/ja/products/detail/cirrus-logic-inc/CS4354-CSZ/2334004

 

シーラスロジックのCS4354。てか、間違いなくこれでしょ。

無刻印のパチモンが多く出回ってるみたいだし。

14pinのDIPで、24/192のA/D, D/Aが付いて・・・って言うとコレしか無い。

こちらは1個700~800円で買えるA/D, D/Aです。大したモノではない、しかしそんなに悪いモンでもありません。

 

Dレンジ101dBは、こんにち的には少し見劣りはするけれど、でも今まで使ってたオーディオI/Fに比べれば全然性能が良いし、予想よりも良い中身のものを買えた印象です。実測値でのSNRも良かったしね。

これを使ってオーディオ再生をしようとは思わないけれど、録音には使ってみたいと思っています。