埼玉のドフに行ったら、なんと、Autographが置いてありました。

90万円。

 

 

リアパネル見る限り、70年代のオリジナルではなさそうですが、レプリカでもなく。タンノイ自身による復刻版かな。

 

 

置いてあるだけじゃなく、店内でこれが鳴ってるわけですよ。朗々と。

 

オートグラフが鳴ってるなんて、おそらく聴くのははじめて。思わず聴き入っちゃいましたね。

鳴らしてたのは、SONY TA-F333ESX。

 

店舗にポン置きで、SONYで鳴らして真価を発揮するようなスピーカーじゃないのは百も承知ですが、素性は判ります。

私の好みの音じゃないですね。

 

低域はボーボーいってるわりに50Hzくらいしか出ないし。鮮明じゃないし解像度はない。

ただ、想像していたのとは全然違いました。もっとボーヨーとして柔らかなクラシック向きの音を想像していたのですが、意外にカッチリした音で、ジャズにも合いそうです。大らかで大きな音です。全体で朗々とゆったりと、板は鳴りまくるがそれでいて静謐な部分も感じます。現代のタンノイのPRESTAGEシリーズよりバランスはよくないが求心的な感じのする音でした。

 

どなたかのお宅へお嫁入りして余生を過ごすのを願わんばかりです。

 

 

Pink FloydのWish You Are Hereが3300円で、Led ZeppelinのIVが3300円。YESの90125は2200円ですか?凄いね。

 

この店に転がってるこのへん、全部ウチにあるんだけど、ウチのアナログ全部売り払ったらいくらになるんだろ。まあでも、この値段で売れるわけでもないしね。誰もこの価格じゃ買わんでしょう。

 

 

東京はフルフル詐欺かよという予報でしたが、

 

とうとう家の周辺でも積雪が始まっています。

大した量じゃないのだけれど、この気温じゃ溶けずに積雪してしまいますね。