先日、トバしちゃった基板ですが。よくよく調べたら、なんと、平滑用のキャパシタもパンクしているじゃありませんか。

(ケムを吹いたのは、もしかしてこっちだったの?)

 

16V耐圧が15V印加でパンクって、どういう中華品質だよ。

DCの回路にAC印加したからケミコンが焼けたのです。

 

二代目・信号ジェネレーターと、DC 9VのACアダプターも到着したので(今度は電源電圧確認したので大丈夫です!)さっそくサイン波発生機の設置をやっていきましょう。

 

二代目です。(笑)

 

二代目はなんと、部品欠品でした! 笑 さすがは中華製。

でも大丈夫なんです。そこ、使わない(信号の流れない)素子だから。

 

Amp最小にしながら、テスターで当たりながら、恐る恐る、電源投入します。

 

・・・・ヨカッタ。今度は煙吹かない。。。

 

正常な出力電圧を確認できました。

Amplitudeボリュームを最小へ絞っても、少し電圧出ちゃってるみたいです。

300mVくらいの出力が出ていれば、DSP-408は絶対にスリープしないでしょうから、とりあえずその辺りにゲイン調整します。

 

 

 

・・・と、そこまでは良いとして。

テスターで調べると、DCオフセットがまんま出力に出ちゃってるじゃないの。

 

この回路って、印加した単電源の DC 9V をスイッチング/フルスイングさせてるだけなので。

=その中点の、+4.5V内外が、常時オフセットとして出ちゃってます。

このまんまじゃ怖くてオーディオ機器には繋げないよ。

 

そういう訳で、ちょっとだけ改造することにしました。

 

このICの2番ピンから出ているのが、Sin/Triの出力らしいので、このパターンをぶった切ります。

そして、手持ちの3.3uF/50Vを無理やりねじ込みました。

実装スペースがほとんど無いので、表面にキャパシタをねじ込んで、ボリューム金具の通してあるわずかな穴を介してプリント面へケーブルを通しました。

 

 

 

出来上がったので、オーディオI/Fを通した簡易オッシロで、波形を眺めました。

 

最初、サイン波なのに矩形波が出てきて焦ったのですが、これはA/Dのフルスイングを遥かに超えた入力だったため、クリッピングしているだけでした。出力を絞ったら、正常な(といってもかな~り汚らしいですが)サイン波を確認できました。

このソフト、便利だなぁ。アンプの精度性能検証には使えないが、低周波信号確認程度なら十分使えます。

 

この状態で配線。DSP-408のInput4番ピンに入力を叩き込んでテストします。

 

 

・・・凄い。無音で何十秒経っても、セットがスリープしません! 大成功だ。

これでオートスリープを気にせず安心して視聴や調整が出来ます。

 

今までホントに、不便だったの。

 

 

[ << ANDROMEDA (60)]  [ >> ANDROMEDA (62) ]