前回、南葛西の旧道を調査しましたが、今回は本線の、東葛西(雷地区)から、終点まで扱います。

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清砂大橋通りの標識の奥のやや狭い道が都道450号本線です。

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雷不動こと、真蔵院の横を通ります。

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地下鉄東西線をくぐり、ひたすら北進します。

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壊されたキロポストと、銀杏ガードレール

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江川橋跡です。

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新中川の今井水門へ。

新中川は1963年(昭和38年)に開通した人工河川で、戦時中は一度事業中止になったものの、戦後に台風で浸水被害が発生した為、工事が再開されたんだとか。
多分、西瑞江4丁目が変な形になっているのはそのためだろう。

今井水門は、新中川が開通する前年の昭和37年に施工され、横に水色の7つの門が連なっています。
(参考|東京都建設局 ⇒こちら)

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水門の手前で右折し、東進します。

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都道50号新大橋通りと交わります。一之江駅はこの近く。



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江戸川区江戸川三丁目の東端あたりで、ほぼ都道450号線の短絡的な役割を持っている篠崎街道があります。
都道450号は堤防道路なのでちょっと遠回り…

篠崎街道が分かれたあと、東に数メートル進むと、鎌田川緑道がありました。


江戸川区の公式ページには、(以下引用)
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鎌田川は昭和25年、江戸川用水と結ばれる形で、農業用水路として開削された水路です。その後、市街化が進む中で、家庭からの排水が流れ込む排水路となり、蓋をかけ歩行者用通路として地域の方々に利用されてきました。下水道整備に伴い、その役目は終わりましたが、跡地を利用し、緑豊かな親水緑道として整備しました。
整備にあたっては、自然回復を目指し、川床に砂利を敷き、動植物の生息環境に配慮した構造としました。寺院、神社等のある落ち着いた地域特性を生かし、せせらぎのある散策路となっています。
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と、書かれていました。
平成6年に開園し、年月も経っているのに、とてもきれいな緑道でした。

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鎌田川緑道付近の都道450号

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訪れた令和元年(2019年)5月には、道路工事をやっていました。

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左手に工場、右手には錆びた銀杏ガードレール。

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やがて見えてきたのは、江戸川閘門江戸川水門
なんで閘門と水門が同じ場所にあるんだろ?

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古そう。

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やっぱりおおきいな!

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案内板。

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「武蔵野の路 葛西コース」
前回の旧道編では、起点の看板を紹介しましたが、武蔵野の路葛西コースは、葛西臨海公園から都道450号(旧道含む)を通り、ここ江戸川閘門へと至る東京都が設置した散歩道だそう。
でも全く広まっておらず、「歴史と文化のさんぽみち」のようにやがて道路工事などで消える運命なんだろう。

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緩やかにカーブを描きながら進みます。

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ここが終点、篠崎町三丁目、ポニーランド交差点
左手前に戻るような道路が、先ほど短絡的な意味を持っていると言った篠崎街道、奥が都道451号の篠崎街道。

終点キロポストなどは見られなかった。

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都道451号から都道450号をのぞむ。

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交差点の名前の由来となったポニーランド

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キロポストも無いし、ここから家まで40キロくらいあるから帰ろうとしたところ…
まさかのポニーたちが!!
本物を見られるとは!!


ちょっと感動しながら、ママチャリで40キロ先へ帰路につきました。



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最後まで読んで下さりありがとうございました!

とても長距離な路線で、雰囲気は大きく変わります。また、旧道が幾つか残っていたのは楽しかったです!!

読者の皆さんも是非時間があればたどってみてはいかがでしょうか?