茨城県道193号杉崎友部線(本線)
【基本情報】
起点:三軒屋交差点(水戸市)→終点:大田町十字路(笠間市)
延長:6.569km
【変遷】
1959年 杉崎友部線(管理番号259) 認定
1995年 整理番号193に変更
2000年 バイパスが県道認定
2010年 バイパスが開通
(以上Wikipediaより)
【調査日時】
2021-5-1
本線のみを起点→終点方向へ自転車で走破
【調査記】
今回は水戸市と笠間市を結ぶ「杉崎友部線」を紹介します!平成の大合併以前の地名を用いれば、内原町と友部町を結ぶ路線です。全長はバイパスも含めて6.5kmで、比較的短い県道です。今回は約4kmの本線のみを紹介します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/02/49/j/o1080060714978507907.jpg?caw=800)
↑写真1:三軒屋交差点(起点)
こちらが起点の三軒屋交差点です!三軒屋は杉崎町の小字と思われます。しかし、起点となる三軒屋交差点は三湯町に位置しています。内原町が水戸市と合併した際、大字杉崎から杉崎町に改められました。直進方向が193号杉崎友部線です。
にしても青看、直進先が笠間じゃなくて合併以前の友部市街なんですね。そして右が昔の笠間市街と下館。笠間も下館も有名なのに、合併で訳分からんことに。
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↑写真2:起点付近(水戸市三湯町)
2車線の快適な道路です。と言いたかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/7d/df/j/o1080060714978507930.jpg?caw=800)
↑写真3:水戸市小原町→笠間市小原
水戸市と笠間市の境です。平成の大合併以前は水戸市と笠間市は繋がっていませんでしたが、内原町と友部町が消えたことにより繋がってしまいました。水戸市は小原町、笠間市は小原ですが、内原町及び友部町時代にはどちらも小原でした。小原は元々は友部町だったらしいけど、なんで内原町に一部編入されたのか不思議です。
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↑写真4:笠間市小原
霞んだセンターラインの先には古びたラブホが見えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/22/4a/j/o1080060714978507950.jpg?caw=800)
↑写真5:笠間市小原
本県道初ヘキサです。ヘキサは沢山ありましたが、水戸市内にはありませんでした。
そして先程までのセンターラインはどこへやら。未改良区間が続きます。車コワイけど未改良区間大好きマンです。令和に残る昭和感。
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写真6:笠間市小原
こんな感じに…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/4f/6f/j/o1080060714978507975.jpg?caw=800)
写真7:笠間市小原
くねくね、そしてアップダウンを繰り返しながら友部へ向かいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/48/4d/j/o0607108014978507982.jpg?caw=800)
写真8:笠間市小原
小さすぎるぜ。もうちょいやる気出してもいいんだよ、青看くん。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/d0/8c/j/o1080060714978507986.jpg?caw=800)
写真9:小原神社前交差点
ここを右に曲がります。
左手の森が小原神社、直進すると小原城址です。右手の県道を進めば友部駅です。
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↑写真10:笠間市小原
通学路らしいです。なけなしのグリーンベルトがありますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/5c/17/j/o1080060714978507992.jpg?caw=800)
写真11:笠間市小原
グリーンベルトくん埋もれてる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/33/62/j/o1080060714978508008.jpg?caw=800)
写真12:笠間市小原
やっと狭隘区間が終わり、30km規制も解除です。ノロマなチャリンコが車に追突される心配も無くなりましたので、ゆっくり写真撮れる。はず。いや、道幅広くなっても歩道ないやんけ。
おそらく右手が旧道です。ブログ書いてる時に気づきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210727/21/absol-359/6e/a2/j/o1080060714978508012.jpg?caw=800)
↑写真13:笠間市鴻巣
長かった小原を抜け、鴻巣地区へ。やっと歩道出現です。
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写真14:宮前交差点
ここでバイパスが分岐します。バイパスは左手、本線は直進です。青看板の「筑西」の位置が気になります。
日陰で鳴り止まぬLINEを3分程チェックした後再スタートです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/5a/28/j/o1080060714978916275.jpg?caw=800)
↑写真15:宮前交差点
こちらがバイパス。雨の予報が出ていたので、辿るのは断念しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/68/4e/j/o1080060714978916282.jpg?caw=800)
↑写真16:友部駅
友部駅周辺は旧友部町の中心で、今は笠間市の役所が置かれています。こんなことを言うのは良くないけど、合併から結構時間は経ったけど、笠間稲荷のある笠間のほうが笠間らしいし、発展してるんだよなぁ…。友部はこれからの発展を期待したいです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/20/e3/j/o1080060714978916289.jpg?caw=800)
↑写真17:友部駅付近
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/b3/7c/j/o1080060714978916296.jpg?caw=800)
↑写真18:南友部交差点
ここから終点までは県道105号友部内原線との重複区間になり、ヘキサなどは105と書かれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/87/ee/j/o1080060714978916303.jpg?caw=800)
↑写真19:笠間市大田町
しっかりと橙のセンターラインのある道です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/8c/51/j/o1080060714978916311.jpg?caw=800)
↑写真20:笠間市大田町
うぉぉ、下るんかい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/6c/fa/j/o0607108014978916314.jpg?caw=800)
↑写真21:笠間市大田町
小さな道標がありました。さっきの坂は水戸坂って言うらしい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/10/6e/j/o1080060714978916321.jpg?caw=800)
↑写真22:笠間市大田町
間もなく終点です。青看には左と直進方向は国道355号とありますが、現在は認定解除されています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210728/19/absol-359/ed/7e/j/o1080060714978916330.jpg?caw=800)
↑写真23:終点(大田町十字路)
終点につきました。終点って感じもなく、まだ真っ直ぐ続いてそうな気がします。
【最後に】
起点付近は狭隘だけど、終点付近になると2車線になる「進化する」県道、193号杉崎友部線を紹介しました。沿道には古そうな建物や石碑があることから、昔からある道なのでしょうね。近年、狭隘県道は消えつつあるので、行くなら今のうちかもしれません。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!次回は友部にある停車場県道を紹介します!
【参考資料】
1.合併に伴う内原町の住居表示について (水戸市)
2.茨城県道路現況調書(茨城県土木部,H31.3.31) 路線別道路現況調書(一般県道/自転車道)
3.Wikipedia