セブンイレブン羽沢店
セブンイレブン羽沢店と聞いてどこにあったのか見当が付くとしたら、地元の人々か余程なマニアの方でしょう。実はこのセブンイレブン、歴史あるコンビニ(=オールドコンビニ)マニアには非常に有名な場所だったのです。このセブンは、初期店舗にしか見られない貴重な濃色タイルの外壁や、和式便所、初期と思われる泥除け、レジ下のゴミ箱など、開店当初からの姿をだいぶ残していたセブンでした。しかし、令和3年、その41年もの歴史は終わってしまいました。
全国のオールドコンビニマニアに向けて、セブンイレブン羽沢店の営業当時から、後継テナントまで紹介しようと思います。
- 住所…東京都練馬区羽沢2-2-1
- 開店日 1980年8月15日
- 閉店日 2021年1月27日 15:00
- 移転先…東中野駅南店(中野区中野2-24-1)
- セブンイレブン国内951号店
セブンイレブンとしては、41年も営業なんて非常に稀有なことです!1号店の豊洲店は令和3年で47年目を迎えますが、1号店から50000号店まで全部残っている訳もなく、昨年は「油面店」「綱島西店」など歴史あるセブンも幕を閉じてしまいました。このコロナ禍のご時世なのか、元々客が少なかったのかは分かりかねますが、近年急速にオールドセブンが消えているのは事実です。
移転先は東中野とのことですが、直線でも4kmも離れていて、何故そんなに遠くなのか気になります。
前置きがダラダラしすぎましたが、それでは羽沢店の営業当時の写真から振り返りましょう。
営業当時
あ、こんなところに歩道の看板があった!
店舗入口はシャッターが下ろされ、窓にはビニールが貼られていて中の様子はうかがい知れません。店舗入口右側の小窓はタバコ販売口の跡だと思います。営業中には全く気づきませんでした。
2021/02/02時点では、まだ「テナント募集」のような貼り紙は見当たりませんでした。まいばすけっとみたいな小型スーパーだったり、小さな事業所なんかに適した土地と広さなので、テナント募集がかかったらそういうのが入るのかもしれない。
後継テナント
私は大学進学を理由に令和3年4月に練馬を離れました。そしてこの店のこともこの記事のことも忘れていました。しかし訳あって練馬から大学に通うことになり、練馬から水戸までの130kmを電車で3時間以上かけて通っていました。そして令和4年になり期末試験も終わり、長い春休みになりました。久々に区内をサイクリングした時に、この店を通りかかりました。
↑2022年2月18日
後継テナントは「新桜台デンタルオフィス練馬」という歯科医院でした。駅前にはスーパーもありますし、これまたオールドコンビニのファミリーマートもあるので、後継テナントはコンビニやミニスーパーとはいかなかったのでしょうね。なにはともあれ、取り壊しもなく、タイルが剥がされることも無く残ったのでよかったです!ぜひ後継テナントの歯科医院さんも、この先何十年と営業してほしいですね!
私の持ってる写真をほとんど放出しました。移転先はまだ撮影できていないので、訪問し次第こちらに掲載しますね!
41年もこの地での営業お疲れ様でした!中野の新たな地でも繁盛してほしいですね!
記事掲載日 2021/2/1
最終編集日 2022/2/19