「全世界失明」



原作を読んでいない私は,「感染列島」のような展開なのだと勝手に予想していた


突然目が見えなくなる。一人だけではなく,二人,三人…



感染病として捉えられ,隔離される




そして,隔離病棟内の惨劇


極限状態に人間が置かれたとき,食欲・色欲など本能が丸出しになってしまうという


人の醜さが映像として現される



「ここまでするほどないのでは」という展開だった


前にカップルが座っていたが,カップルで見に行ったらつらいなあと


勝手に感じてしまった



自分は一人で見に行ったので関係ないのだが…




後半は,目が見えないからこそ感じることができる人の優しさや絆を表現している



自分自身も「見た目」を気にしていたり,人を外見で判断したりしている


見えなかったら,そんなことで判断せず,内面をもっと重視するだろう



だからこそ,盲目になった人が再び見えるようになったとき,


今までとは違う価値観を有し,他人と接することができるのだと思う



あまり好印象の映画ではなかったが,教訓とすれば


目を背けず,現実に直面していきたいと思う



白の闇 新装版/ジョゼ・サラマーゴ