私が生まれた1972年。
うちのおかんは「あさま山荘事件」を病院で見ていたそうだ。
この事件のありさまは,警察の立場から
「突入せよ! あさま山荘事件」で
警察と連合赤軍の戦いが映画化されている。
この作品は,あさま山荘事件に至るまでの経緯を題材にしている。
「あさま山荘事件」で日本の左翼運動は終末の方向に向かうので,
私は連合赤軍の人たちの考え方や理念が理解できない。
自分はもはや若者ではないが,
この映画では,メイキングビデオを作るという設定を通しながら,
現代の若者が30年前の若者の気持ちを知っていく。
うまく表現できないが,
「光の雨」の映画を作る役者にインタビューしながら,「光の雨」という映画が進んでいく。
「総括」「自己反省」
革命運動によく出てくる言葉だが,現代風に言えば「リンチ」!
ただ革命の成功のために暴力が理論として肯定されていくのはこわいと思った。
しかしこの時代はある意味で若者が日本の国を考え,政治を真剣に考えていたのだろう。
革命思想は認められないが,
連合赤軍事件の終焉とともに若者が(もちろん自分自身)政治に対して無関心になってしまった。
無関心はある意味衝突が起こらず平和なのだが,
無関心が続くほうが,ひょっとして国を滅ぼすことになるのかもしれない。


